mixiで趣味の話をしよう

mixiコミュニティには270万を超える趣味コミュニティがあるよ
ログインもしくは登録をして同じ趣味の人と出会おう♪

長寿の秘訣『レスベラトロール』

長寿の秘訣『レスベラトロール』

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細 2019年4月21日 10:24更新

葡萄の皮や赤ワインに含まれる成分『レスベラトロール』は、天然の抗酸化物質で、ポリフェノールの一種です。まだ試験管内・動物実験の段階はありますが、『レスベラトロール』は血小板のネバつきを軽減し、通りやすくするほか、弾力ある血管を保ってくれる作用があるといわれています。

更に、動物実験の結果では、『レスベラトロール』が癌の進行を妨げるのではないかという報告もあります。他動物実験では、『レスベラトロール』に抗炎症作用があるのではという憶測もあります。

今現在、『レスベラトロール』が人間にも有効なのかどうか様々な観点から研究が進行中です。


【詳細】

『レスベラトロール』(英語:resveratrol)はスチルベノイド(スチルベン誘導体)ポリフェノールの一種。系統名は3,5,4'-トリヒドロキシ-trans-スチルベン。いくつかの植物でファイトアレキシンとして機能しており、またブドウの果皮などにも含まれる抗酸化物質として知られる。

1939年、北海道帝国大学の高岡道夫により有毒植物バイケイソウ(Veratrum album)から発見され(有毒成分ではない)、レゾルシノール(Resorcinol)構造を有することから命名された。

マウスなどのモデル生物・実験動物を用いた研究では、寿命延長、抗炎症、抗癌、認知症予防、放射線による障害の抑止、血糖降下などの効果が報告されている。

食品では赤ブドウの果皮と赤ワインなどに含まれる。ピーナッツの皮にも含まれる。また現在はサプリメントとしても市販されているが、これは安価なイタドリから抽出されたものが多い。


【サーチュイン遺伝子との関係】

サーチュインは、抗老化遺伝子とも呼ばれており、通常、飢餓やカロリー制限によって活性化する。近年、レスベラトロールがサーチュイン遺伝子(SIRT1遺伝子)を活性化することもわかっている。サーチュイン自体は、ヒストン脱アセチル化酵素であり、サーチュインが活性化するとヒストンが脱アセチル化されてヒストンとDNAの親和力が高まり遺伝子発現が抑制される。これと反対に、ヒストンがアセチル化されるとヒストンとDNAの親和力が低くなり、通常の遺伝子発現が活発化される。飢餓のような過酷な環境下ではDNAの活動が抑制され、DNAの安定化へと変化する。これが結果的に長寿につながる。詳細はDNA修復#カロリー制限とDNA修復の増加を参照のこと。


【出典】

上記説明は、 無料ウェブ百科事典、ウィキペディア:『レスベラトロール』からの転載となります。

コミュニティにつぶやきを投稿

loading

参加メンバー 21人

もっと見る

開設日
2011年7月14日

4704日間運営

カテゴリ
学問、研究
関連ワード
関連ワードを登録しよう

編集から関連ワードを登録すると、コミュニティがmixiワードに表示されるようになります!