ジネンカフェとは、名古屋市中区のNPO法人まちの縁側育くみ隊と昭和区のNPO法人くれよんBOX、緑区の任意団体・かたひらかたろうとの協働によって立ち上がったノーマライゼーションプロジェクト。
ジネンカフェの〈ジネン〉を漢字で表すと〈自然〉。つまり〈あるがまま〉ということ。障がい者が自分らしく生きられる社会理念のことをノーマライゼーションと呼びますが、現代における競争原理の中で自分らしく生きられなくなっているのは障がい者のみならず、健常者も同じではないでしょうか? ありのままの自分を受け入れ、自分らしく生きている障がいのある人、あるいはその支援者の方を毎月お招きして自由にお話をしていただくことにより、障がいのある人とない人が共に理解しあい、協力しあって地域の中で生きる真のノーマライゼーションが育まれてゆくのではないでしょうか?
また、人が自分らしく生きるには三つの柱が必要でしょう。
?個人の意識の変容
?まちの中の居場所
?社会全体のシステムの変革
この三つが揃ったときに、はじめて人は自分らしく生きられるのでしょう。とはいうものの、一足飛びに社会を変革するのは難しい。先ずは個人の意識を変容させることにより、社会全体を変革させて行こうという壮大なプロジェクトです。