ピーナッツ・ハッコー
mixiにアメリカのジャズ・クラリネット奏者で、「小さな花」そして「鈴懸の径」では日本のクラリネット奏者・鈴木章治との共演で有名なピーナッツ・ハッコーのコミュニティが無かったので、作成致しました。\(^o^)/
多くの皆さんの御参加を宜しく御願い致します。m(__)m
マイケル・アンドリュー・“ピーナッツ”・ハッコー(Michael Andrew "Peanuts" Hucko, 1918年4月7日 - 2003年6月19日)はアメリカのジャズ・ミュージシャン。クラリネット奏者、アルト・サクソフォーン奏者、テナー・サクソフォーン奏者である。
ニューヨーク州シラキュースに生まれる。初期は優れたテナー・サクソフォーン奏者であったが、1940年代にはテナー・サクソフォーンの演奏をやめた。クラリネット奏者としてはディキシーランド・ジャズやスウィング・ジャズで魅力を発揮した。16歳の時に自分のクラリネットを持ってはいたが、晩年になるまで演奏はしなかった。20〜25歳の時、上手なミュージシャンと職業として演奏していた。そのときに、アルト・サクソフォーンからテナー・サクソフォーンへ転向した。というのは、テナー・サクソフォーンの方がジャズにより適していると考えたからである。
ピーナッツ・ハッコーというちょっと変わった名前のクラリネット奏者は、ベニー・グッドマン・タイプのスウィング・スタイルで、ジョー・マーサラ、ベニー・グッドマン、ジャック・ティーガーデンといったバンドを渡り歩き、70年代にはグレン・ミラー・オーケストラのリーダーとして来日もしている。
ハッコーのクラリネットは余計な装飾を一切排し、メロディをただ吹くだけ。あるのはスウィングのみという、ジャズがまだ難しいことを言わずに分かりやすい言葉で歌っていた良き時代のクラリネットだ。
「分かりやすい」というのは、一方で飽きやすいということでもあるけれど、ハッコーのクラはふとした拍子に口ずさんでしまうほど私の中に焼き付いている。飽きるということは、一人の人間の記憶の中に住み着いてしまうほどの力を持っているということの証でもあるのだ。
タイムレス盤は、40年代半ばグレン・ミラー空軍バンド在籍時のパリ録音で、ジャンゴ・ラインハルトの名前も並んでいる。