当コミュニティは武道家による避難所慰問・レクリエーション等のボランティア活動を呼びかけ、情報交換を促すものです。
また、当コミュニティのトピックから発足した「東日本大震災チャリティ武道祭」企画が鋭意推進中です!
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こちらも奮ってご参加ください。
以下、趣旨になります
今回の震災に対して、我々武道家もなにかお役にたてることはないか!
そう考えて、被災地のニーズを知るために東北の数カ所を訪れ、自分なりに調査してきました。
その結果わかったのは、生活に最低限必要な物資がとりあえず届いている避難所では、はやくも避難者の運動不足やストレスが問題になり始めている、という現状です。
何カ所かの避難所で職員さんからそうした事情を伺ったので、
「私は武道をやっているが、避難者の方に対して簡単な体操の指導とか、慰問として演武などやったら需要はありますか」
と聞いてみたところ、
「それはとてもありがたい、可能ならやっていただきたい」
との返答を頂きました。
もちろん、たとえば石巻市の避難所など、最低限のライフライン確立や生活物資の補給などがいまだままならず、レクリエーションや慰問などまだ先の話・・・といった印象の地域もありました。
そうした地域では瓦礫の撤去や物資の仕分けなど、より喫緊かつ本格的な支援が必要とされていて、ボランティアの受入も徐々に開始されていますから、そうした支援が可能な方はそちらを優先されることをおすすめします。
ただそうした活動はたとえボランティアといえども、一定の貢献を果たすためには最低でも数日単位で滞在する必要があり、他地域で通常の社会生活をしながら参加するのはなかなか難しい場合もあります。
そこで、自分なりにできる支援を少しずつすることもボランティアの一つの本義と考えて、今回武道を修業する皆様に日帰りでもできる避難所慰問、レクリエーション指導の協力を呼び掛けたいと思います。
自衛隊や警察など各公共機関、また大規模ボランティア団体などの支援からすると本当に軽便なものではありますが、長期的にみれば、こうしたサポートが必須となってくるのも確実です。
またたとえば医療関係者が避難所を訪問すれば診療をするように、武道や体操を指導してあげたり、演武などである種娯楽的な面からも刺激を与えてあげることも、我々武道家の専門技能を活かした貢献といえると思います。
本コミュニティは、そうした武道家による避難所慰問を目的として、それに参加・協力していただける方、またすでに同様の活動を始めていらっしゃる方にも、呼びかけと情報交換の場として活用していただければと思います。
主旨に賛同、あるいは活動を見守りたいという方も、どうぞご参加ください。
他コミュニティへも、迷惑でなければ転載、拡散していただければ幸いです。
また当管理人は武道も未熟ですが、ボランティア経験もほとんどありません。
もっとこうしたほうがいいよ!などの提言があれば、どんどん仰ってください。
この試みをより有意義なものにできるよう、皆様のお力添えをよろしくお願い致します。
以下は、現時点で自分なりに考えた具体的な実践方法です。
暫定的なガイドラインとして示しておきます。
地域によって、また各避難所単位でも状況は様々です。
基本的に、目的の市町村の自治体に電話連絡し、避難所の様子を聞いて、必要とされているようだったら誰でも訪問可能だと思います。
電話してみて、本当に大変なところは誰も出ません。
忙しくてそれどころじゃない、という対応だったら時期尚早です。
ありがたいです!と言われたら、あなたの出番。
もちろんその地域に近い方が赴く方がいいのでしょうが、縁や思い入れなどもあるので場所はこだわらなくていいと思います。
地域によって余震や被爆の危険もありますから、訪問はすべて自己判断、自己責任のもと行ってください。
まずは自己の安全を確保することも大事な武道の眼目だと思います。
またボランティアは現地に一切の燃料、飲食物、滞在場所の負担をかけないのが基本です。
原則自給自弁でお願いします。
一人でも可能ですが、被災地に車で向かうことが多くなりそうなので、燃料効率上数人で訪問する方がいいかと思います。
またできれば避難所が密集する地域に行って、一日で数か所回るのが理想的ですから、その点からも既知の仲間を誘って、あるいはこのコミュ上で同行者を募って行くのをおすすめします。
避難所にはお年寄りや子供、普段運動されない方もたくさんいらっしゃるので、運動強度は下げ、また武道としての特殊性はなるべく低い方がいいかもしれません。
本当をいえばラジオ体操でもいいのでしょうが、避難所を管理されてる職員の方は体操などの指導経験もあまりないし、気分的にも外部の人間が訪問してやってあげたほうが刺激になる、ということのようです。
いずれにしても、その場所ごとのニーズを事前に聞き、またその場で察知して内容を決められた方がいいでしょう。
同門だけで仲間が集まればそれもいいですが、このコミュニティを活用する場合、他種目や他流派の方ともどんどんパーティーを組むべきだと思います。
ふだん交流のない武術の修業者とも話し合い、役割分担など考えるのも、一つの経験になるかもしれません。
修業年数や指導経験が多いに越したことはないかもしれませんが、このさい避難所に何か貢献したい!という意志のある人なら誰でもかまわないと思います。
一番必要なのは元気と刺激を送り届けることですから。
もちろん武道に限らずほかの体操、娯楽でもいいわけです。あるいは武道家の中には整体や鍼灸をやってらっしゃる方も多いですから、マッサージや施術も行ってあげるとか。
仲間の楽器演奏者を募って体操と演奏のコラボレーションをするとか。
若者が多い避難所もありますし、将来的にあなたの流派・団体の修業希望者が増えるかもしれません。
結果としてさりげなく宣伝にもなれば・・・と考えてもいいと思います。
今回の震災による避難生活は数カ月から年単位に及ぶと思われます。
この活動に賛同してくださる方は、頻度は多くなくても、できるだけ長く実施していただければと思います。
どんどんトピック立ててご活用ください。
このコミュニティ自体も見やすく、有益にしていきたいので先達の方はアドバイスを。
副管理人さんも募集してます。