ピーターパン症候群(ピーターパンしょうこうぐん)またはピーターパンシンドロームとは、1983年にアメリカの心理学者、ダン・カイリー博士の著した『ピーターパン症候群』(原題:Peter Pan Syndrome)で提唱された精神疾患としての概念。現在に至っては一般の人はもちろん心理学の専門家の間でも常用される病症呼称のひとつとなっている。
心理学的アプローチ
ピーターパン症候群患者の心理学的なアプローチとしては、言動が「子供っぽい」という代表的な特徴をはじめ、精神的・社会的・性的な部分にリンクして問題を引き起こし易いという事が挙げられている。過去に解析されてきた事象のほとんどでその症状に陥ったと思われる人物が「男性」であるという点もこの症候群が単性にのみ訪れるという特色を示している。
カイリー博士は著書の中でピーターパン症候群患者を「ピーターパン」と綴ってその症状・特徴を述べている、 著書の内容を大まかにまとめると以下のようなものである。
「ピーターパン」は人間的に未熟でナルシズムに走る傾向を持っており、『自己中心的』・『無責任』・『反抗的』・『依存的』・『怒り易い』・『ずる賢い』というまさに子供同等の水準に意識が停滞してしまう大人を指す。ゆえにその人物の価値観は「大人」の見識が支配する世間一般の常識や法律を蔑ろにしてしまうこともあり、社会生活への適応は困難になり易く必然的に孤立してしまうことが多い。また「ピーターパン」は年齢的には大人の男性である「少年」で、母親に甘えている時や甘えたいと欲している時に、母性の必要を演じる傾向も持ち合わせている。(所謂幼児回帰の要素も含んでいる)
(以上wikipediaより)
初版は、昭和59年5月5日(1984年)。
約30年後の現代の日本は、博士の警告を聞かずむしろ肯定的に捉えていると思います。
本当に『ピーターマン』のままで良いのだろうか?
家族を彼女(彼氏)を周りの人を泣かせてないだろうか?
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