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Jack Kevorkian

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詳細 2011年4月20日 19:19更新

ジャック・ケヴォーキアン(Jack Kevorkian, 1928年5月20日 - )は、アメリカの病理学者、元医師。姓はケボーキアン、ケボキアン、キヴォーキアン、キボキアンなどと表記されることもある。末期病患者の積極的安楽死を推進しており、そのための装置として自殺装置を開発したことで有名

ケヴォーキアンは、1928年にミシガン州ポンティアックで、アルメニア移民の子として生まれた。ミシガン大学を卒業後、デトロイトの病院などで病理担当の医師として活動。1980年代から安楽死についての研究を進め、1987年から「死亡カウンセリング」のための「医学コンサルタント」として活動を始める。1989年に自作の自殺装置を開発し、末期病患者の自殺幇助の活動を開始し、世界的に議論を呼んだ。その後、総計130人に及ぶ患者を自殺装置で死に至らしめ、「殺人医師」「死の医師」などと呼ばれた。
1998年9月17日にALS患者を自殺装置で死亡させたことを記録したビデオテープが、1998年11月22日に放映されたCBSの番組「60ミニッツ」で公開され、激しい議論を呼んだ。自殺装置は、通常患者自身が装置を作動させるが、このケースでは患者が自力で装置を作動させることが不可能なため、ケヴォーキアンが装置を作動させた。このため放映直後に第一級殺人罪(その後第二級殺人罪に変更)で告訴された。1999年4月13日、ケヴォーキアンに対して10-25年の不定期刑とする有罪判決が下され、2007年6月1日に健康状態の悪化のため仮釈放されるまで収監された。 釈放後は、自殺幇助は行わず、積極的安楽死についての啓蒙活動を行っている。
2008年、下院選挙にミシガン州9区から自然法党公認で立候補したが、大差で落選した。

ケヴォーキアンが考案した自殺装置は、タナトロン(Thanatron)とマーシトロン(Mercitron)の二つがある。最初に作られたのはタナトロンである。この二つはしばしば混同されるが、薬物を利用するものはタナトロンである。

タナトロン

タナトロンはギリシャ語で「死の機械」という意味である。これは30ドル程度のガラクタを利用して作られた。タナトロンは、以下のプロセスで患者を死に至らしめる。
まず、患者に点滴装置を取り付け、生理食塩水の点滴を始める。
患者がスイッチを押すと、一分後にチオペンタールの点滴が始まる。
患者がチオペンタールによって昏睡状態に陥った後、塩化カリウムの点滴が始まる。
最終的に、患者は心臓発作によって死亡する。
タナトロンによって、二人の患者が死亡した。この後、ケヴォーキアンはミシガン州により医師免許を剥奪されたため、薬物の入手ができなくなり、その後の自殺幇助はマーシトロンによって行われた。

マーシトロン

マーシトロンはギリシャ語で「慈悲の機械」と言う意味である。これは一酸化炭素中毒を利用して、死に至らしめるものである。一酸化炭素が入ったシリンダに接続された、マスクを患者にかぶせる方法で、バルブを開くことによって一酸化炭素が吸入されるものである。

著作 『死を処方する』(松田和也 訳)青土社・1999年 ISBN 4791756991

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2011年1月18日

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