騙されているだけと
本当は知っていたけど
何も分かってない
馬鹿な人のふりをして
最後まで騙されたふりをした。
それが強さで
優しさだと思った。
怒りたかったけど
怒らなかった。
悲しかったけど
言わなかった。
辛かったけど
笑った。
誰にも理解されない
怒りや悲しみがある。
でも言わない。
それが優しさだと思った
強くなるための
試練だと思った。
いつか相手が
酷いことをしたんだな…
と理解してくれる時が
くるだろう。
だから自分は
何も言わない。
だから最後まで
笑顔で何も分かってない
馬鹿な人のふりをして
騙されたふりをした。
そうすることしか
出来なかった。
挨拶
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