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〔微表情学とは〕
人間の表情のなかにはフラッシュのように瞬時に表れて消える0.25秒以下の表情があり、これを“微表情”と言います。他人の心中を察する場合、鋭い対人的感性が求められますが、微表情を読み解 くことはそのために不可欠な「社会的スキル」になっています。誰かがある感情を隠そうとしても、それは微表情に表れてしまうからです。このドラマのテーマにもなっている「嘘」を例に取れば、次の3つの感情のいずれかが心に生じていれば、表情や動作、目つきなどのチャンネルを通じてそれは表に表れます。見破られるのではないかという恐怖心、悪いことをしたという罪悪感、だます喜びという3つの感情です。ただし、この3つの感情いずれもが心の中に生じていない場合、手がかりがないため嘘を見破ることはできません。欺き手に良心の呵責が欠けているケースがこれに当たります。
微表情で読み取れる感情には、恐怖、怒り、軽蔑、嫌悪、悲しみ、驚き、喜びの7種類の感情があります。これらの感情は顔の表情だけで読み取れるものです。微表情学の訓練用ビデオでは驚きの表情から始まる56の顔の表情が連続して瞬時に呈示され、それを即座に解読することが求められます。このビデオは最低でも100時間は見る必要があるとされています。また、微表情学のマスターに直接役立つわけではないですが、しぐさや表情を含む「人間観察力」を育む上で有力な視点を与える社会的知能指数:SIQ(Social Intelligence Quotient)という技法もあります。これは対人的感性を高めるスキルの習得に格好の教材を提供してくれます。SIQの技法についてはD・アーチャー著「ボディ・ランゲージ解読法」(誠信書房 \1800)に詳しい。