「プロ市民」
管理人がこの言葉を始めて目にしたのは2004年、『正論』でプロ2ちゃんねらーの中宮崇氏が左派系市民団体を揶揄して使っておられた時の事です。
この言葉が出て来た当時は、ネット系の保守が、「一般市民の振りをした政治運動家」を批判する時の用語として使っていたようです。
2005年に発行されたマンガ『嫌韓流』には「プロ市民」と言う言葉に対し、このような注釈が付けられております。
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職業的(プロフェッショナル)市民運動家の略。一般市民を装い、市民運動として政治的・営利的な活動を行う人や団体を揶揄した言い方。活動領域は、平和、護憲、人権、反核、アジアへの謝罪、環境保護など多岐に渡っている。
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左派系市民団体にこの手の運動家が実に多く、当時は保守派が左派系団体に対し、「プロ市民」と批判をしていたのを覚えております。また、この言葉は保守論壇で用いられる事も多々ありましたが、主に使っていたのはネット系の保守であった事も事実です。
あれから何年か経ちましたが…。
今日では保守の方が「プロ市民」と化しているように感じられてなりません。
「頑張れ日本!全国行動実行委員」が2010年12月1日(水)に集会を開いた時など、平日の昼間であるにも関わらず1,100名もの参加者があったとの事。平日の昼間と言えば、一般人は仕事をしている時間帯です。どこからこんなに沢山の動員があったのか、不思議なものです。
また、「排害社」「主権回復を目指す会」「在特会」などは完全にプロ市民そのものです。彼らは毎週のように週末になれば何処かで市民運動を開き、一部は平日の昼間にも運動を行う輩もいると聞きます。しかも彼らの中には「運動をやる為に仕事を休んだ」「運動に専念する為会社を辞めた」などと言う連中もいるのだから驚きます。こう言った行動は、これまで彼らが「プロ市民」として最も蔑んで来た行為では無いでしょうか…。
普通の会社で普通に仕事をしている人であれば、政治や主義信条が絡む運動に積極的に関与するなど、まず無理な話です。仕事や日常生活に忙しく、そのような時間など無いと言うのが一般社会人の現実ではないでしょうか。
また、仮に「少しだけだったら」と言う立場に立つとしても、会社の人等にそう言った行動がバレてしまえば、会社での仕事がやり難くなる為、あまり積極的に関わろうとしないのが普通であると思います。
実際、ビジネスの場では政治・宗教・思想等の話をしたり、そう言った運動に関わっている人と言うのは嫌われます。これは社会人としての常識中の常識です。
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←ビジネスシーンでのタブー
最近の保守、特にネット系の保守や活動家と化している保守は、彼らが最も蔑んでいた「プロ市民」と同レベルになっているように感じられてなりません。
そんな「プロ市民」と化した国士サマを監視していくコミュニティです。
*主な監視対象団体
・頑張れ日本!全国行動実行委員会
・在特会
・主権回復を目指す会
・排害社
・日護会
・救う会
・チャンネル桜
・チャンネル桜・二千人委員会・有志の会
・桜組
・維新政党新風
・拉致被害者家族会
・草莽全国地方議員の会
・日本会議 etc