merci

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詳細 2017年8月5日 00:57更新: merci
111 boulevard Beaumarchais 75003 Paris

merciは、北マレの歴史的な地区の中心に2009年3月に誕生しました。子供服のファッションブランド≪ボンポワン≫の創設者であるベルナール＆マリー=フランス・コーエン夫妻は、ファッション・デザイン・インテリア用品の分野の最良のものと、人々を温かく迎え入れるイートインスペースがひとつになった場所がパリにはないと気付いたのです。

merciの願いは、通常であれば出会う機会のないオブジェやお客様を、ひとつ屋根の下に集わせることです。ビンテージ家具や現代的なクリエーション、ファッションのニューブランドや既に有名なコレクション、誰にでも手の届く衝動買いしてしまいそうな製品や、時には限定版のような珍しい品物が共存しています。

そして、世界各国から訪れるファッショニスタ、近所に住む人々、若者やより年長の人々、既に鋭いセンスを持った学生たち…予算の少ない人も多い人も、あらゆる人々がmerciに集まります。

merciは、このようなアティテュードを≪L’un et L’autre （ラン・エ・ロートル＝ひとつのものと、もう一つのもの）≫ と呼んでいます。というのも、伝統と現代性、地域性と国際性、シンプルさとプレシャス感、量産品と一点ものといった、相対するもののどちらか１つを選ぶことを望んでいないためです。むしろ各分野の最も優れたものをひとつに集め、演出したいと考えます。

merciは、まるで雑誌のように機能するショップです。年間15件以上も企画される展示イベントは、ひとつのセレクションや独創的な空間演出をテーマにしており、ショップにリズムを与え、≪デスティネーション・ストア≫として常に変化しています。展示テーマは、トレンドや社会現象、クリエーターの作品、あるいは一目ぼれのプロジェクトなど、merciの見解を表すものです。

また、ライブラリー・ティーサロンやシネマカフェ、ガーデン・ダイニングといった3つのイートインスペースは、グルメな時間を過ごすための独特な雰囲気をそれぞれ持っています。そして、その場で調理された新鮮な食材を最優先に考えるという信念を共有しています。健康に良いライトな料理や、非常に美味しい自家製デザートの誘惑に身を委ねてください。

150年前に建てられた、かつての壁紙工場であるこの歴史的建造物は、1,500㎡を超える面積を有しています。石畳の中庭があり、目を見張るようなガラス張りの屋根に覆われ、インスピレーションを与えてくれるような明るい3階建ての空間が広がります。眠っていたこの場所に、建築家ヴァレリー・マゼラ―が新たな命を吹き込み、シンプルで豊かな、好奇心をそそる刺激的な場所となりました。

http://www.merci-merci.com/
http://www.facebook.com/MerciShopParis