オヘってご存知ですか。
鼻笛、ノーズフルートといったほうが分りやすいです。
恋人(男性から女性へ)に想いを伝える楽器だったとも
言われています。
ロマンチックで神秘的なハワイのオヘ。
オヘにはお決まりのコードやメロディラインはありません。
竹の太さや長さ、穴の位置、演奏するひとの息の吹き込
み方など、それらが相まって、たった一つのオヘの音色
が個性になっています。
とにかく、不思議な音色です。
ちょっと意外に思われるかもしれませんが鼻の息で吹き
ます。はじめはなかなか音が出てくれません。
みんなでやっていると
もう、夢中になります。
呼吸することさえ忘れそうになります。
だからはじめて音がでたときは、とても感動します。
ちょっとしたコツがつかめれば後は大丈夫!
竹があればだれにでも簡単に作れます。
工作が苦手なひとは仲間に作っていただいちゃいましょう。
★オヘを作ってみませんか。
オヘを吹いてみませんか。
いいものが欲しくなったらハワイのものをGet!
オヘの情報交換をしませんか。
そして、
いつの日にかオヘで想いを伝えられるように
なったら素晴らしいですね。
■オヘとは何ですか?
オヘのことをハワイ語で‘Ohe hano ihu といいます。
‘Ohe は竹、
hanoは鼻笛、
ihu は鼻(キス、船のへさき)
という意味です。
竹で作られた鼻息で吹く鼻笛のことですね。
ハワイでは、フラのカヒコ(古典)やチャント(詠唱)
で神聖な感じで使われたりします。
■ハワイ以外でもあるの?
東南アジアの少数民族では、夜這いの合図や恋の告白に
使用されたり、トンガでは、高貴な女性達をおこす際に
驚かすことがないように鼻笛を使用したそうです。
吹いてみると、このことは、すごくよくわかります。
鼻からだされる息は微量ですので、その音色は独特の
繊細さをもつものとなり、前述のような特殊な使われ
方をすることがあるようです。
■作ったことあるの?
はじめは国産の竹(宮崎産)を使用して、5本のオヘを作ってみました。
今ではハワイの竹や千葉の竹などで
60本を超えました(2007.6.23現在)
太さや長さによってそれぞれ音色が違ってきます。
■音は簡単にでますか?
人によってはすぐに音が出るひともいますが
普通はなかなか出ません。スースーやりながら音が
出た瞬間は感動します。
コツがわかってくると直ぐにでるようになります。
■オヘの演奏はどこで聴けるの?
以前、Anthony Natividad氏のCDを聴く機会があり、
いままで意識して聴いたことがなかっただけに、その
オヘの不思議な音色と演奏に魅入られてしまいました。
こちら↓で試聴できます。
http://
■その演奏家はどんな方?
Anthony Natividad氏はオヘの製作者であり、
演奏家です。
マウイ島のラハイナで、火〜土曜、劇場で演奏されて
ます。
「'Ulalena」=ウラレナ というミュージカルで。
http://
■Anthony氏のオヘはどこで入手しましたか。
私は妻に頼んでオアフ島のビショップ・ミュージアム
で氏のオヘ($60のもの)をゲットしました。
Topの写真がそれです。
このオヘの管尻の内側にGb Abm BM Db Eb6と書いて
ありました。
☆はじめましての自己紹介はこちら。
http://