- 詳細 2020年12月18日 14:39更新
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Rolandが1993年に発売したワークステーションシンセ、JV-1000を語る。
JV-80とMC-50mk?を無理矢理合体させ、未完成のまま発売されたオーバースペックなシンセサイザーである。
最大同時発音数28音の中に無限の可能性を秘め、メモリーに唯一使用できる2DDフロッピーを捜し求めて秋葉原を徘徊する日々。
今どき2DDフロッピーなんてどこにもありません。
フロントパネル上の13個のスライダー、102個ものボタン、二つのディスプレイ。
過去にこんなゴツい外観の楽器があっただろうか。
使えないエフェクト、28音ポリの制限の中限界へ挑むシーケンサに加え、なぜか76鍵セミウェイテッドの鍵盤を持つ“未完成のXP-80”。
鍵盤の錘落ち、溶け出す接着剤やメモリー電池切れなどの諸問題を抱えながらも発売から10年以上たち、生産も終了しRolandのホームページからも抹消されたが、その人気は衰えることを知らない。
サイバー色の強いオモチャみたいな現行シンセに比べ、90年代高級ワークステーションの素晴らしさを再認識させられるのだ。
Sessionのエキスパンションボードがあればどの現行シンセさえ超えると、誰もが信じて疑わない。
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Roland MC-50 ワークステーション シンセ シーケンサ MIDI JV XP XV 80 90 1080 1000 エキパン Session 880 2080 SR-JV80 ローランド
