- 詳細 2023年7月10日 00:19更新
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（建設中）
かなり難しい仏教の一理論です．
ただいま勉強中で、誤りも多いかもしれませんが、まずは紹介まで・・・
以下簡単(!?）に説明を引用加筆しました．
まだまだ 上手く説明できず、皆さんに分かりやすく紹介するにいたりませんが、徐々に改善していきたいと思います．
大乗仏教の学説の一つで、一切の存在はただ自己の「識心」より作り出された仮のもので、識のほかには事物的存在はないと説く論．
心の種類として、眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識・阿頼耶識の八識を立てる。
般若経の空を受けつぎながら、まずこうした識は存在するという立場に立って、自己の心のあり方を瑜伽行（ヨガ、座禅といった場合が多い）の実践を通して悟りに到達しようとする教えである。唯識とは語義的には、自己と自己を取り巻く自然界との全存在は自己の根底の心である阿頼耶識（ユングの言う集団心理的なもの）が知らしめたもの、変現したもの、という意味である。ただ心のみがあり、外界には事物的存在はないとみる。
映画 マトリックスで 主人公が会社員として働く現実世界が実は 脳に刺激を送られて”見せられた世界”であったというシーンがありますが、唯識の世界観もごく簡単には同じ事を主張していると思います．（はしょりすぎのところはありますが、まずはそれでいいと思います）
唯識という世界の捉え方はユング心理学でもこの部分指摘は在りますが、それよりはるかに奥が深く洞察に優れているように思えます． この世界とはいったいなんなのか？といったものを考えていくにはとても 面白い視点だと思います．
