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熊本横井小楠塾

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詳細 2015年1月29日 09:45更新

 10年前に、熊本城内の一角に、横井小楠と維新群像の銅像が建立されました。東海大学名誉教授(当時経済学部教授)の高宗昭敏氏を中心に、彫刻家の石原昌一氏が手がけ、約1年を費やし2000年の春完成しました。

 横井小楠と維新群像
 横井小楠、松平春嶽、勝海舟、坂本龍馬、明治の実学党、熊本藩の細川護久です。

・横井小楠生誕190年記念事業
 この建立は、横井小楠生誕190年を記念した事業で、熊本市だけで22のプロジェクトが実施され、熊本日新聞が、正月の特集記事で7ページの顕彰記事が掲載れました。以来、少しづつ横井小楠の功績が、県民に理解され、広がっています。

・横井小楠生誕195年記念事業
 生誕195年には、銅像の前で青空シンポジウムが開催されました。195年のシンポジムには、横井小楠の直系の現横井家当主の横井和子氏、勝海舟の系譜から五味氏、坂本竜馬を顕彰する全国龍馬社中の橋本代表、横井小楠高弟の内藤泰吉の子孫で、政治評論家の内田健三氏などなど、横井小楠にゆかりのある方が集い、小楠を偲び、幕末維新の功績を顕彰しました。

・横井小楠生誕200年記念事業 
 昨年は、横井小楠生誕200年では、テレビ、新聞、市民団体と、県下上げての顕彰活動が開催され、さらに広く県民に小楠の思想が理解され、幕末に多大な影響を及ぼした先見性を、知る機会になりました。
 イタリアの小楠研究者、中国の小楠研究者、熊本の研究者が一同に集い、生誕200年に合わせ、国際シンポジムを開催しました。小楠の後世へのメッセージは、世界に世話役「平和外交」と、官民協働の新しい「公共の政」を主張しました。その思想が結実したのは、「国是三論」であり、「国是十二条」に表れ、その影響を大きく受けた、勝海舟、坂本龍馬がつなぎ役となり、龍馬の「船中八策」となり、大政奉還、江戸城無血開城とつながって行きます。

・新しい「公共の政」とは
 新しい「公共の政」とは、現在の民主党の中にも、研究が始まったいるとも聞きます。不運にも、小楠は明治二年凶刃に倒れます。
 小楠の残した提言、資料、書簡の研究は、本格的にはこれからと言われています。官僚国家だった明治以来の日本が、横井小楠の提唱した、新しい国の在り方「公共の政」を知ることで、互いの国、互いの地方を尊敬し合い、助け合って、国家(地域)を隆盛へ導く政治を学び、人材を育成て行く仕組みづくりが求められていると思います。

・熊本横井小楠塾の誕生とこれまで
 熊本横井小楠塾は、銅像建立から2年経った夏に、内田健三氏を中心とする小年顕彰の世話人が集まり、「横井小楠を精神・思想を学ぶ」テーマに、熊本のリーダーを招き、政治評論家であった内田氏と対論する会「対論の集い」を始めました。
 以来、潮谷義子熊本県知事、幸山政史熊本市長、熊本阪神百貨店を再興させた丸本氏、農業再生で熊本県に影響を与えた阿曽田氏、等、現職の熊本のリーダーと内田氏の討論会は好評で、約4年間続けられました。
 対論の集いと並行し、生誕195年記念事業。龍馬が歩いた「四時軒への道」を辿る歴史ウォークラリー。小楠の実学に影響を受け、明治期活躍した熊本出身の女性社会活動家を顕彰するシンポジム等も開催しました。

・熊本横井小楠塾の2010年の催し
 今年は、日本の政治思想史を研究している、東京大学法学部の苅部直教授から、日本政治思想史のなかで、横井小楠の思想的役割、「公共の政」「国際性」などについて、見解を論じてもらう会を、2010年10月23日、熊本大学百年記念館ホールで開催をする準備をしています。


 熊本横井小楠塾は、塾長の高宗昭敏氏を中心に、これからも、着実に横井小楠の思想を、広げる活動を続けて行きます。
 
 熊本横井小楠塾 
 事務局 熊本市尾ノ上1丁目48‐6 リブズ菊池1F
     環境共生施設研究所内(担当 野口)
     FAX 096-381-0384 Email:aande@lime.ocn.ne.jp



 

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2010年6月9日

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カテゴリ
学問、研究
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