アダルトチルドレン(AC)とは
1980年代初頭
アメリカのアルコール依存症における
臨床の中から生まれた言葉で
「アルコール依存症の問題を
抱えた家族の中で成長した大人」
(ACoA:AC of Alchoholics)を意味していました。
しかし日本では、アメリカと比較すれば
アルコール依存症者の人口比率が低いせいもあり
AC概念を、ACOAも含め
「機能不全家族の中で成長した大人」
(ACOD: AC of Dysfunctional Families)
の問題として捉えています。
すなわちACとは
子供時代に主に親子関係の中で心の傷を受け
この心の傷が癒される時期が無いまま成長し
その影響で現在も“生き苦しさ”に悩んでいる
成人を意味しています。
ACという言葉は
精神医療の対象となる病名ではなく
「未成熟なオトナ子供」
を意味する社会的なレッテルでもありません。
各々の自覚の為に
利用してください
・先取り不安と時間感覚の障害
まだ起っていない“悪い未来”への不安に縛られてしまう。また「自分の将来に待っているのは悪い未来ばかり」としか思えない。
・見捨てられ不安
“良い子”の自分でいないと、好きな人から嫌われてしまうし、もう他の誰からも愛してもらえないと思う。
・マインド・リーディング
相手の言動や表情から「自分はイヤがられている」「私がこの人を不快にさせてしまった」などの“悪い答え”ばかりを引き出し てしまう読心術。
・承認欲求と愛されたい願望
「認められたい」「愛されたい」という他者への過度の欲求で、自分自身が混乱してしまう。
・テスティング
相手を困らせたり不快がらせる言動をわざとして、自分への愛情度を測る「試し行動」。
・親密感と距離感の問題
他者との関係が、くっつき過ぎか離れ過ぎかのどちらかになってしまい、互いにとっての適度な距離感が実感できないし、維持できない。
・対人恐怖
むしろ相手との関係が親密になってゆく過程で出て来る問題で、表面的な関係では極度な対人緊張 として感じる。
・自他の境界線の問題
他者の感情や行動上の問題に、自ら巻き込まれてしまう。また逆に自分の 感情や行動へ相手を巻き込んでしまう。
・白黒思考
「誰からも愛されている」か「誰からも嫌われている」か、そのいずれかだけというように、自分の中にいつも二者択一の選択肢しかない。
・完璧主義
白黒思考と似たオール・オア・ナッシング的な考え方で、「全ての準備」 や「成功への約束」が整わないと、“何もしない完璧主義者”になり易い。
・パワーゲーム思考
人間関係を「優・劣」「上・下」「勝ち・負け」の尺度で見てしまう。しかも多くの場合、自分が「劣」「下」「負け」側になっている。
・自己主張の問題
嫌なことを「イヤ」と相手に言えなかったり、正当な欲求や要求を「自分のわがまま」だと思い込 んでしまい、言葉にして伝えることが出来ない。
・責任感の問題
「この場をつまらなくさせているのは自分が居るからだ」など、過剰で不要な責任を感じてしまう反面、果たす必要がある責任を放棄してしまう。
・自分の感覚や感情への不確実感
「嫌だ」「好きだ」と感じた自分の感覚や、怒りなどの自分の感情に、「そう感じた通りで正 しい」という実感が持ちにくい。
・怒りの感情と、その表現の仕方(伝え方)の問題
・淋しさの感情とその感情との“つきあい方”の問題
・ 問題自体の否認やコントロール欲求の強さ
など。
環境によって
このような考え方を
見につけてしまった人のことを指します。
エンパワー(生きる力)を受けて
また、同じような体験をし
同じような考え方を持つ人たちと
会話をし、自分自身の鏡となってもらい
苦しい考え方を
変えていく手助けにしてもらえたら
幸いです
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こちらのコミュでは
自助グループ的な役割が
少しでも出来れば、という
管理者の考え方から
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自由です。
心に優しいコミュになればと思っています。
ミクシ内で
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受け皿になれれば
それがベストです