The Smiths (ザ・スミス)のコミュです。
1970年代のパンクと、1990年代のブリット・ポップとの空白の期間、
1980年代不況のイギリス社会で咲いた美しき一輪のバラ、
The Smiths (ザ・スミス)
1982年イギリス中部の工業都市マンチェスターで結成。
優れた歌詞を書く文学青年のヴォーカリスト、モリッシー。
キャッチーな曲作りが得意のギタリスト、ジョニー・マー。
ベースのアンディー・ローク、そしてドラムスはマイク・ジョイスで結成。
ロックもパンクも反体制の音楽であり、権力という強者に対抗する若者達の為のものであるが、スミスのサウンドはそれまでのロックが救済はおろか、取り上げもしなかった社会の中の本当の弱者(学歴社会の敗者、神経質な人間)いわゆる「社会」の中で成功を果たし得ない存在を対象としており、スミスは彼らを美しい旋律と詞で描き上げた。
社会に適応出来ない人々が彼らの詞の主人公であるが、その様な主人公が登場する歌はそれまで非常に少なく、彼らはそれまでのロックのとりこぼしをすくい取った。この意味で真にザ・スミスは革新的な存在であったと言えるだろう。
その歌詞は、メジャーレーベルから出ていたヒット曲やラブソングなどにあまり共感できないタイプの思春期の少年少女に強く受け入れられ熱狂的なファンを生み、後のオルタナティブ・ロックの歌詞作りにも大きな影響を与えた。
そしてその様な社会に適応出来ない者達の詩に、ジョニー・マーは実に爽やかでポップなギターサウンドを与え、見事なまでのアンバランスを醸し出している。こうして生まれた曲は、モリッシーの優しさに満ちた声による表現豊かな歌唱と、ジョニー・マーが書く叙情的なメロディーの融合によって、唯一無二の見事なポップ・チューンとなった。
80年代はMTVの登場によって徐々にロックの産業化が進み、ロックの暗黒期とも揶揄されるが、その中にあってザ・スミスは真実の意味で「成功」を収めた非常に希少な存在である。モリッシーの書いた気が滅入るが、ねじれたユーモアのある歌詞や、疎外され恋愛に苦しむ彼自身を反映した歌詞は、若者文化の中で不満に満ちた層や、チャートを独占する産業ロックにはうんざりした層に熱狂的に支持された。
The Smithsは80年代のUKロックを代表する存在であると同時に、稀代のカルト性も持ったバンドである。
-アルバム一覧-
・The Smiths
ザ・スミス (1984年)
・Meat Is Murder
ミート・イズ・マーダー (1985年)
・The Queen Is Dead
クイーン・イズ・デッド (1986年)
・Strangeways, Here We Come
ストレンジウェイズ・ヒア・ウィ・カム (1987年)
ファンの皆様、スミスは自分にとって特別です、という方。
そして現代のスミス病の皆様!
ご参加お待ちしてます。