ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925〜)は20世紀最大のドイツ生まれのバリトン歌手。1948年にオペラ・デビューして以来1993年に引退するまでの約半世紀の間オペラと歌曲・宗教曲の両方面で最高の業績を残したまさに現代のマイスタージンガーです。
彼の歌唱に感動された方、歌曲や宗教曲またオペラが好きな方、またクラシック音楽が好きな方はどなたでもお気軽にご参加ください。他の歌手や声楽作品も話題にしていきます。
★フィッシャー=ディースカウの主な業績★
もはや彼の実演に立ち会うことはかないませんが、そのかわり膨大な名演奏の録音が残っています。存在する録音の
数は恐らくカラヤンに次ぐほどです。
【歌曲(リート)】
ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、R.シュトラウス、マーラー、ヴォルフらの歌曲の大半を録音として残す。その質と量においてその業績に優る者はいないでしょう。
【宗教曲】
バッハの教会カンタータの録音(カール・リヒター)、シューベルトの宗教曲全集(サヴァリッシュ)、またマタイ受難曲やドイツ・レクイエムなどのソリストとしても数種の録音がある。
【オペラ】
最も有名なものとしては
・『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵
・『ファルスタッフ』の題名役
・『タンホイザー』のヴォルフラム
その他数々の主役や主役でないものも含めれば、録音は無数に近いほどあります。
−お願い−
管理者の至らないところもあると思いますが、どうかよろしくお願いします。トピックについては気軽に遠慮なく書き込んでくださいね。フィッシャー=ディースカウに限らず他の歌手やお好きな声楽曲についてのコメントも歓迎します。