- 詳細 2014年8月15日 19:06更新
-
山の空, 海の色
高い山のてっぺんから遠くを見渡したい。
ただそれだけで山に登る。
不思議なことに自然の中で空気を吸って汗をかき、てっぺんに着くとなぜか頭の中がすっきりとし身体が軽くなる。
山に行くということは、恐さなんかで緊張もする。
＜生きている＞
感謝。
いっしょに歩いてくれる仲間に感謝する。
それでも自然、山の中は孤独の空間。
海に潜るって気持ちがいい。
＜海が好きです＞
そう感じるとき。
素潜りで、潜って上を見上げると、魚が空の上を泳いでいる。
太陽の光がキラキラと海面に反射している中を。
周りにはきれいな魚たちがサンゴ礁の中で戯れている。
海は恐い。
海の美しさに夢中になると、流れで自然と遠くに連れて行かれてしまう。
突然、水温が下がり、流れが強くなり、手に負えなくなる。
それでもやっぱり、泳ぐのは海がいい。
自然の中を歩き潜り、リフレッシュ。
外から内からいろんな角度から自分をみつめ、物事を見て感じていきたい。
山のてっぺんで笑ってのんびり海を見渡したい。
海に浮かぶ岩の上でゆっくり空の流れを眺めたい。
透き通る深い青に潜って、
雲の上の頂に登って、
肉体的・精神的な辛さ痛さを身にしみて生きているって実感したい。
そして、ちょっとした達成感と優越感を感じ味わうために。
