福岡県飯塚市の二女児殺害事件で死刑判決が確定した、いわゆる飯塚事件の久間 三千年(くま みちとし)さん。
2008年10月28日、久間 三千年さん御本人は、全面否認・無実の訴えを貫いたまま、無念にも福岡拘置所にて死刑が執行されました。
し、しかし...。
実は、昨今になって、とんでもない、驚愕の事実が明らかになりつつあります。
それは、もしかすると、久間 三千年さんは冤罪で死刑に処されたのかもしれないということです!!
なんと、久間 三千年さんへの死刑執行後、やり直された新たなDNA鑑定(菅谷さんと同じ最新の鑑定方法)の結果、真犯人と久間 三千年さんとが別人であることが判明致しました!!
実は、真犯人は、久間 三千年さんとは全くの別人だった...!?
現在、久間夫人が、このことをもって福岡地裁に再審請求中です。
やり直された新たなDNA鑑定の結果通り、久間 三千年さんが犯人ではなく、真犯人が別に存在しうるのなら、既に死刑に処された久間 三千年さんに対して、警察、検察、裁判所は、一体どう対処するつもりなのでしょうか?
『いや〜、すみません、間違って、久間 三千年さんを犯人にしちゃいました〜、いやはや、うちも当時は、まだDNA鑑定自体が未熟だったもんでして...、どうも処刑までされてしまいまして、すみませんでした』で果たして済むのでしょうか?
久間 三千年さん御自身は、死ぬまで無実を訴え続けながら、福岡拘置所内にて、既に死刑が執行されました。
このことに、私は驚きと震えで涙が止まりません。
足利事件において、菅谷さんの主任弁護士でおられる佐藤 博史 先生は、『この事件のことも、皆さん、どうか絶対に忘れないで下さい』と声を震わせながら切実に訴えておられました!!(2009年10月31日 同志社大学 寒梅館 足利事件 シンポジウムにて)
佐藤 博史 先生によると、なんと、久間 三千年さんは菅谷さんと同じMCT118型検査法で有罪にされていたことも判明致しました!!(なお、足利事件においては、警察・検察当局は、この鑑定結果の誤りを認め、全面降伏しています)
同じく、足利事件弁護団の一員でおられる松本 恵美子 弁護士は、(2009年10月27日 熊本大学 シンポジウムにて)久間 三千年さんの死刑執行が、足利事件のDNA再鑑定を検察が認めた13日後だった点を指摘されました。『飯塚事件で、仮にDNA鑑定をやり直せば、違う結果が出る可能性があったのに、同じ法務省の中で久間さんに死刑が執行された』と執行時期に疑問を投げ掛け、さらに飯塚事件のDNA鑑定結果も『信用できない』、『DNA鑑定は一致すればその人が犯人の可能性を示すが、不一致ならば犯人ではないことを示す決定的な証拠となる』と発言されました。(松本 恵美子 弁護士は、薬剤師免許も持っておられ、DNA鑑定について非常に知識が豊富な方でした!!)
石山 夫 帝京大学名誉教授(法医学)は、『こんな鑑定(科学警察研究所)は私の教室では通用しない』と断言されています。
ジャーナリストの鳥越 俊太郎さんは、テレビ朝日のドキュメンタリー番組で、久間 三千年さんが実は犯人ではなかった可能性が高かったことを示唆し、番組内で再検証されました!!
同じく、ジャーナリストの大谷 昭弘さんは、テレビ朝日のサンデープロジェクトの番組内で、久間 三千年さんに死刑判決を言い渡した元最高裁判事と直接対面し、久間 三千年さんが本当に犯人だったのか、警察の取り調べに違法性はなかったのか等の疑問を投げかけ、この事件の真相に迫ろうとしました。
世の中には、どんなことがあっても絶対に貫き通さないといけない正義と言うものがあります。
それは、『真実』です。
『真実』というものの、普遍性・絶対性に派生する正義です!!
なぜなら、刑事訴訟法の基本概念には、『真実の発見』と『人権保障』とがあるからです。
『疑わしきは罰せず』、『疑わしきは被告人の利益に』が鉄則です。
これらは、刑事訴訟法学上の最高理念であり、根底にあるものです。
しかし、これらは全て嘘です。でたらめです。
警察の捜査手法では、疑わしい奴は別件でも何でもかんでも別件・因縁つけて拘束した挙げ句、踏み字(志布志事件)や金属バットで被疑者をボコボコに(袴田事件)して、被疑者の精神を錯乱状態にさせた隙を見計らって、でっちあげてでさえも嘘の自白を供述させる、白状させるといったやり方が蔓延っているのが現状です。
驚くことに、大抵の冤罪事件には、こういった警察の取調べ手法が共通していえます。
恐ろしいも何も、滅茶苦茶(めちゃくちゃ)です。
既に死刑によって、亡くなられた故・久間 三千年さんの無念・殺人犯という汚名を晴らすために、このコミュニティーでは、飯塚事件の真相を解明すべく、徹底して事件の全容を調査・追究して参ります!!
また、再審を支持し、故・久間 三千年さんの無実を証明すべく闘います!!
最後に、これは冗談ではなく、今後、皆さんが、まかり間違っても、無実の罪で死刑に処されないことを祈り、このコミュニティーを開設致します。
また、このコミュニティーでは、皆さんの御意見・御参加をお待ちしています。
このコミュニティーを、故・久間 三千年さんに捧げます。
飯塚事件とは→http://