認知症両親を明るく介護

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詳細 2019年11月13日 23:08更新: このコミュニティーは、認知症の両親を在宅介護する様子を

発信します。

現在及び同じ様な立場の方の為になればと思い作りました。

老人介護や認知症に対するご意見を頂ける方、介護士、看護士の方等の

ご参加をお待ちしております。

貴重なご意見を頂けて多くの認知症の方の

幸せに繋がればと思っております。

＜私の在宅介護の決意＞

僕の父は88歳･･･

自分で建てた家が大好きでいつも家で死にたいといっていた。

現在認知症で介護度5です。

1月に自宅で転んで、鎖骨骨折や肺炎になり病院に入院してます。

入院中に多発性骨髄腫の疑い、症状が出たら抗がん剤使用で

3年か4年の命といわれました。

転んで怪我するのが怖くて、

退院したら老人介護施設に入れる予定でした。

僕の母は81歳･･･ 2009年11月で82歳になりました。

父と同じ認知症で介護度3です。

母を恋しがる父の退院に合わせて老人介護施設に入れようと思い

一足先に施設に入所させました。

3月に入所しましたが「僕に捨てられたと言っていたそうです」

怪我しないようにと思い入所させたのですが

罪悪感で一杯でした。

認知症とは･････

息子の名前も息子であることも忘れていきます。

夜でも雨でも外に出て行って迷子になります。

夜中に自宅でゴミをテーブルの上に撒き散らしたりします。

妄想幻覚を見て怖がったりして何度も起こしに来ます。

今話したことを3秒で忘れて同じ話をします。

トイレにゴミを流します。

季節も昼夜もわからなくなります。

日常生活が非常に困難な病気です。

「母の日」プレゼントに母を施設から連れ出し

父のお見舞いに連れて行ってやろうと迎えに行きました。

母は僕を見るなり、涙を流して抱きついてきました。

小さくなった身体を子供用に震わせて大声で泣いていました。

車に乗せて、父の病院へ･････

ベッドに横になった父は寝ていたので起こしました。

目を覚ますなり母と顔と顔を擦り付けながら･･･

母は、「会いたかった」と号泣です。

父も「久し振りだなぁ」と涙をいっぱい流していました。

その後は二人揃って「家に帰りたい」の連続でした。

「認知症二人を面倒見るのは精神的に大変」

「認知症夫婦を一緒にしておくのはよくない」

「また転んで怪我したらどうする？」

「自分の生活を優先すべきだよ」等

ケアマネージャーや介護施設からの意見を浴びる中、

本当の父母の幸せはなんだろうと

僕はいつも自問自答していました。

そしてずっと悩んでいた心の引っかかりは完全に解けました。

認知症でもどんな病気でも魂は最後まで生きている。

父を退院させ母を施設から出し父の大好きな家で生活させると

それが父と母と僕の魂の望むことだと確信しました。

僕に出来る最後の親孝行･･･6月から出航予定

そう決めた瞬間、これから大変になるのは解っているけど

肩の力がすっと抜ける。