中尾誠　魂の日本画家

詳細 2021年1月13日 22:46更新: 　茅ヶ崎在住の日本画家・中尾誠のコミュです。
　画伯は１９５５年福岡県行橋市生れ、特にどの会派にも所属せず独自に個展を中心に活動しています。

　その作風は独特で、日本画の枠を飛び越えた原始絵画への回帰というか、日本画のピカソというべき事象の単純化・象徴化を特徴としています。
　そして必ずしも奇を衒うわけではなく、古画修復の専門家でもあるなど技術の基本にも精通しており、また書籍の装丁も手がけるなど幅広く活動しています。

　画伯が一躍有名になったのは、２００６年に展示のために茅ヶ崎市に貸与していた数千万円相当の絵画１１点を市職員が粗大ゴミと間違えて？廃棄した事件であり、画伯の当時の奥様が書いた“捨てる技術”という本がベストセラーになり、その極意として“見ずに捨てる”ことを挙げていたため、話題になりました。
　画伯は２度の結婚生活を振り捨てさらに新たな心境を目指して（このあたりもピカソに相通じるものがあります）精進中であり、今後の活躍が期待されます。

　トピ立てやリンクはご自由にどうぞ。