夢判断とは、毎夜見る夢を手がかりに夢見者本人も知らない心の奥底---深層心理を明らかにすることです。
自分の心のうち自分で意識できているのはほんの一部分で、それ以外の大きな意識できない領域---無意識が精神の奥深くに存在しているのです。
夢判断はこのような自覚できない心の奥底を知るためのツールの一つです。
私たちが日ごろ目を覚ましているときには、嫌なことや自分に都合の悪いことはなかなか認めようとしないものです。
それと同じように日中意識が活発に活動しているときには、無意識は強く押さえつけられその中身を伺い知ることはできません。
しかし夜、寝ているとき---つまり意識が活動を停止しているときには、その内容が少しづつ漏れ出してくるのです。私たちはこれを夢として見ています。
ところが自我の力はとても強く、たとえ眠っている時でも無意識の内容がそのままストレートに現われるとは限りません。
無意識の中身は自我にとっては都合の悪いものであることが多いので、自我がショックを受けないように、無意識からのメッセージは色々なものに歪められ象徴化されて現われます。
このため私たちが見る夢は、突拍子もないストーリーを持っていたり、現実にはあり得ないような物が出てきたりするのです。
夢判断とは、このような夢に現われる歪められた様々な象徴を私たちが理解できる現実の言葉に翻訳し、無意識からのメッセージを読み取る作業といえます。
夢判断の創始者であるフロイトは自我に対する「無意識」という概念を打ち立て、それを了解する手法として夢判断を作り上げたのです。
彼は1000例にも上る夢を集め、そこに繰り返し現われるパターンをみいだし、万人に共通の法則性があると考えました。フロイトは主に、抑圧された性欲とその補償という観点から分析を行っています。
このコミュニティでは、フロイトや彼の弟子であるユング、アードラ−の分析法に基づき、夢判断いたします。
と、まぁ、少々、堅苦しくなりましたが、ボチボチやりますんで、よろしければ、ご依頼お待ちしております。