ケフィアの紹介
ケフィアとは!自家製ヨーグルトみたいなものです。
昔はヨーグルトきのこという名前で流通していたようです。
でも実はヨーグルトではありません。
ヨーグルトは普通 1, 2 種類の乳酸菌によるものですが、
ケフィアは十数種類の乳酸菌、酵母と酢酸菌による複合発酵食品です。
カスピ海ヨーグルトでさえ 2 〜 3 種類なのにこれはすごいですね。
私は「複合発酵」という言葉に魅力を感じてケフィアを食べるようになりました。
「複合発酵」っていうとなんとなく良いイメージがありませんか?
例えば、複合発酵のパネトーネなんか柔らかでおいしいし。
実際、今ではとても腸の調子が良いです。
アトピーが治ったという人もいるようです。
ただし、ケフィアは言ってみればただの牛乳ですから
素晴らしい薬効などは期待されないことをオススメします。
「あ、おいしー。これいいなー。」ぐらいの心持ちでいたほうが良いと思います。
個人差はあるでしょうが管理人の花粉症にはまったく効果がありませんでした。
食事面から健康になりたいなら
第一に三大栄養素 (タンパク質、炭水化物 (糖質)、脂質) をバランスよく摂って水分をたくさん摂ることです。
第二にビタミン、ミネラル等を補給することです。
コエンザイムだのアミノ酸だのケフィアだのは二の次です。
ケフィアを得るには 3 つの方法があり、様々な違いがあります。
1 伝統的なケフィア
作り方
ケフィア粒 (グレイン) に牛乳を加えて室温で 4 〜 24 時間放置します。
発酵時間は周囲の温度により大幅に変わります。
発酵が終わったらザルでこして粒とケフィアを分けます。
コスト
導入期に種菌 5,000 〜 8,000 円 + 発酵容器 350 〜 4,000 円くらい。
以後は牛乳代のみ。
特徴
ランニング・コストが最も安い。
季節によって菌の組成が変動し、味も変わる。
ケフィア粒 (グレイン) を用いて繰り返し発酵できるので半永久的にケフィアを得られます。
淡白なカスピ海ヨーグルトに比べコク、風味が強い。
酸味が強い (発酵時間で調整可能)。
排泄促進力が異常に強い (便秘しないってこと)。
市販のヨーグルトを加えることで培養する菌の種類を増やすことができる (ただし、リスクあり)。
2 粉末ケフィア
作り方
牛乳に粉末ケフィアを加えて室温で 12 〜 24 時間待つ。
保温を勧めるメーカーもある。
コスト
牛乳代
+ 粉末ケフィア代 100 〜 150 円くらい (1 リットル当たり)
+ 保温器 数千円 (必ずしも買わなくてよい)
以後は牛乳代と粉末ケフィア代。
特徴
味がよい。
面倒なザルごしが不要です。
発酵は繰り返せない。
発酵が終わったらすぐにでも食べられます。
菌の種類が少ない。
3 店頭でケフィアを買う
日本ではケフィアは店頭販売されていません。
ヨーグルトきのこの名前で流行ったときは伝統的なケフィアの製法しか
ありませんでした。発酵管理や衛生管理が難しいのと手間がかかるので
かなり廃れてしまったようですね。
最近はその問題を解決すべく粉末ケフィアが出てきました。
管理人は伝統的な製法によりケフィアを得ていますが
ザル機能付き培養容器 http://
種菌もこちらで購入しました。
容器はこういった http://
管理人の紹介
通販生活の記事に触発され 2002 年に粉末ケフィアを始めました。
粉末ケフィアからのケフィア粒培養に失敗しアスコムからケフィア粒と容器を購入。
現在に至るまでほぼ毎日 400 g 食べています。
(↑今は 1 日 340 g に減らしました)
検索単語
ケフィール ケフィーア kefir
2006 年 5 月 3 日、コミュニティの説明を大幅に変更しました。
2008 年 10 月 7 日、コミュニティの説明を少々変更しました。