舞踏家、工藤丈輝さんの情報を集めて
勝手に喧伝してしまおうというコミュ。
-----------------------------------------------
1967年東京生まれ。慶大仏文科卒。
在学中より演劇、ダンス、日舞を学ぶが、1989年、舞踏との出会いが以後の進路を決定付ける。玉野黄市、和栗由紀夫作品に出演ののち、1992年よりソロ活動を開始。1995〜1998年山海塾に参加。1997年には自らの集団「東京戯園館」を設立。さまざまな分野のアーティスト、カンパニーと関わりつつ、ソロをメインに世界各所で持続的に公演を行っている。(Kudo Taketeru サイトより)
http://
-------------------------------------------------
「最近の若い舞踏家には革命がない。土方は……(以下略)」とある飲んだくれのおやじがつぶやいた。
だからどうした。
「こんなことは、舞踏の切り売りだ」
工藤さんのつぶやいた、哀しみを私は忘れない。
この秋、私はいくつかの出会いを通して
舞踏ってなんだろうと、あらためて一度考えた。
踊ることの意味を舞踏の意味を
もう一度考えたい…。
彼を追いかけることで、
「舞踏」を知ることができるかもしれない…。
アーカイブのなかに、舞踏の痕跡はある。
でも、いまの踊りはどこにあるのか…。
いま踊り続ける男を追わずして…
舞踏を知ることができるはずがない。
--------------------------------------------------
写真は、
シアタークリッバワールドツアーのチラシ(?)より(加工)
撮影・康欣和