ヨーロッパ磁器の絵付け等のコミュニティーはあっても、磁器レースドールのものがなかったので、立ち上げてみました。
日本には、本家のドイツからではなく、アメリカ経由で紹介され、まだ歴史も浅いようですが、趣味のレースドールのほうが、ずっと繊細かもしれません。
その繊細さ。
1200度の高温で焼き上げた時に、美しいレースが燃焼してしまい、
そこにしみこんだカオリン等の磁器のための土が燃焼しないで残る。
最低3度の釜入れ作業。
これほど、手のかかった作品を自分で作る楽しさや、リスクの高い焼入れの難しさ。
本当に素晴らしい世界です。
日本で販売されているのは、ほとんどが、アイリッシュドレスデン人形と呼ばれるものです。
オーナーが大事な型を持って第2時大戦でロシアの統治下から逃げて、アイルランドに工場を移したので、そう呼ばれるようです。
写真はオリジナルの場所、ジッツエンドルフ村(チューリンゲン州)のレースドールです。
マイセンや今のドレスデン焼き(フラウエンタール)では、もうレースドールは製作されていません。
フィグアリンも、美しいですが、レースを使用すると、余にリスクがありすぎるために生産されないようです。
レースドールの世界に魅了されたかた、是非、ご参加ください。