種浦酒店・本格角打ち

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詳細 2013年10月14日 00:53更新: 風が吹いている、雲が流れている…

おぼろに浮いた博多の端、あえかにすがれゆく昭和の面影をかそけく映す種浦酒店（通称・種）本格角打ち(※1)へようこそ。ミス平戸（長崎）と言われた嫁入り美人ママがお待ちしてます。
あの中島らもさえ引いたと云う、名画「無法松の一生」の場面(※2)にも出て来る庶民の角打ちとは、酒屋さんがやってる九州独特の酒場です。

右を向いても左を見てもマーケティングとマニュアル化されたきれいだけど顔が見えない居酒屋だらけ、今時の酒場、味気ないと思いませんか。

それより、しづ心なくいとけなき本物の角打ち体験へ如何でせうか、地元民でさえ滅茶苦茶入りにくい雰囲気ですが勇気を持って魔法の扉を開けてください。明るい人、暗い人、大胆な人、几帳面な人、世の中にはいろいろな人がいるから楽しい。仲違いした友と仲直りしたり、様々な人生の回り舞台のようです。
祖父や親父たちが貧しくともかくも豊かな飲み方をしていたのかと思うと、時空を超えて乾杯しているような気分になります。

淋しくないかい　うわべの酒は
心をかくして　飲んでいても

●飾りは無いが心が有る
●まごうことか、時に衆議院予算委員会を呈する
●毎日が異業種交流
●利きまくる麦ロックW
●粋な飲み助の謎の置き土産か

ほしくはないかい　本当の酒を

(※1)角打ち：酒店で升酒を飲むこと。升で酒を飲むとき、その角を口にあてて飲むことが、いまに続く居酒屋の始まりでもあり、つまりは「角打ち」が立ち飲みだけではなく、居酒屋のルーツでもある。

(※2)場面：店の片隅に張ってあるビール会社のポスターの美人画に、吉岡夫人を浮かべる名シーン。

●場所：JR竹下駅から筑紫通り方面へ徒歩7分、西鉄バス停・那珂小学校前
http://maps.google.co.jp/maps?sc=1&hl=ja&output=html&q=%95%9F%89%AA%8Es%94%8E%91%BD%8B%E6%93%DF%89%CF3-6

種浦酒店・創業七十余年
福岡市博多区筑紫通り那珂小学校横
ＴＥＬ092-431-4680
●営業時間
14時～21時（日・祝18時）