旅先でパンを買うのが好きだ、と言っても製大手パンメーカーや街のパン屋さんのパンではなく、その街のスーパー等で売られているパン工場のパンなのです。
街のパン工場の魅力は何かと言うと、独自性と力強さだと思います。
何かひとつがヒットすれば皆がすぐに右へ習えをし、全ての事が横並びにならがちな昨今、音楽やパンにも同じ事が言えるような気がしてまりません。
横並び的で決めてに欠くメジャーレーベルでも無く、個性が強すぎるストリートミュージシャンでもなく、その土地に根ざしてきた街のパン工場は、インディーズレーベルにたとえる事が出来ると思うのです。
そこには現在都市部で売られているパンの原形(メロンパンはアンコ入りのラグビーボール状で、今で言うメロンパンはサンライズだったりとか)を垣間見る事が出来るのは勿論の事、独創的な味や個性的なネーミングやパッケージ、軽々しく流行りに迎合しない姿勢には、只だ頭を垂れるのみであります。
このストイックでスパルタンなパンにワタクシは敬意を表して「土着パン」と名付けたい!
この価値観に賛同されるmixi諸兄殿、パンを頬張りながら盛り上がりましょう。