- 詳細 2024年5月14日 18:32更新
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スターリン主義は、ソ同盟（СССР）とその影響下にあった国々の労働者階級を抑圧し、真の社会主義・共産主義の反対物に転化しました。スターリン時代における大粛清と秘密警察による支配が真っ先に挙げられるでしょう。また、スターリン主義の一変種である中国の「毛泽东思想」による「文化大革命」（文革）とその後の「改革・解放」による腐敗と貧困の増大、ソ同盟（СССР）の影響下に建国された朝鮮民主主義人民共和国(조선민주주의인민공화국)における個人崇拝などがそれです。
西側諸国では、「共産党」を名乗るスターリン主義政党は社会民主主義政党とともに労働者階級の運動を抑圧しました。特にフランス共産党（PCF）はグレゴリオ暦1968年5月の革命的情勢を鎮めるために最大限の努力を行いました。そのため10月革命の権威を詐称するスターリン主義に反対する社会主義・共産主義運動は極小派にとどまることを余儀なくされました。
しかし時代は大きく変わりつつあります。東側での反革命の勝利を「共産主義の死」とブルジョアジーが歓迎したのも束の間、これらの諸国で資本主義が成功する見込みはほとんどなくなりました。いまや世界資本主義は1929年以来の危機に直面しています。西側ではスターリン主義と社会民主主義という障害物がほぼ死滅し、新たな世代による新たな種類の運動が発生しつつあります。
そして今まさに資本主義が1929年以来の破局に瀕し、新たな革命の条件が生まれつつあります。
このような時代にこそ、資本主義に変わりうる説得力のあるモデルとして現代的社会主義・共産主義社会を構想していこうではありませんか。
参考文献
http://www.mar xists.o rg/
http://www.del eonism. org/lik e.htm
http://www.ne. jp/asah i/anarc hy/anar chy/faq /conten ts.html
