- 詳細 2015年9月9日 17:08更新
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北原亞以子 きたはらあいこ 1935年1月20日- 2013年3月12日
作家
(以下Wikipediaより転載)
本名・高野美枝。東京生まれ。千葉県立千葉女子高等学校卒業。
コピーライターを経て、1969年、「ママは知らなかったのよ」で
新潮新人賞を受賞し、以後は中間小説誌に短篇を発表するが、
単行本を初めて上梓したのはほぼ20年後の88年のことだった。
それから直木賞受賞まで5年、ようやく作家として自立した
苦節20年とも言うべき作家である。
97年から始まった「慶次郎縁側日記」は人気シリーズで、
NHKで高橋英樹主演で断続的にドラマ化された。
2011年心臓病の悪化で入院、手術後の復帰インタビューで
余命が長くないことを述べていた。
2013年3月12日、東京都内の病院で心筋梗塞のため死去。75歳没。
【受賞歴】
1969年 - 『粉雪舞う』小説現代新人賞佳作
- 『ママは知らなかったのよ』第1回新潮新人賞
1989年 - 『深川澪通り木戸番小屋』第17回泉鏡花文学賞
1993年 - 『恋忘れ草』第109回直木賞
1997年 - 『江戸風狂伝』女流文学賞
2005年 - 『夜の明けるまで』吉川英治文学賞
2013年 - 歴史時代作家クラブ賞特別功労賞
【著書】
<<深川澪通りシリーズ>>
深川澪通り木戸番小屋（講談社, 1989）
深川澪通り灯ともし頃（講談社, 1994）
新地橋 深川澪通り木戸番小屋（講談社, 1995）
夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋（講談社 2004）
澪つくし 深川澪通り木戸番小屋（講談社 2011）
たからもの 深川澪通り木戸番小屋（講談社 2013）
<<慶次郎縁側日記シリーズ>>
傷 慶次郎縁側日記（新潮社, 1998）
再会 慶次郎縁側日記（新潮社, 1999）
峠 慶次郎縁側日記（新潮社, 2000）
おひで 慶次郎縁側日記（新潮社, 2000）
再会 慶次郎縁側日記（新潮社, 2001）
隅田川 慶次郎縁側日記（新潮社 2002）
蜩 慶次郎縁側日記（新潮社 2002）
やさしい男 慶次郎縁側日記（新潮社 2003）
脇役 慶次郎覚書（新潮社 2003）
赤まんま 慶次郎縁側日記（新潮社 2004）
夢のなか 慶次郎縁側日記（新潮社, 2005）
ほたる 慶次郎縁側日記（新潮社 2006）
白雨 慶次郎縁側日記（新潮社 2008）
似たものどうし 慶次郎縁側日記傑作選（新潮社 2010）
あした 慶次郎縁側日記（新潮社 2012）
祭りの日 慶次郎縁側日記（新潮社 2013）
雨の底 慶次郎縁側日記（新潮社 2013）
乗合船 慶次郎縁側日記（新潮社 2014）
<<その他>>
小説春日局（有楽出版社 1988）
歳三からの伝言（新人物往来社 1988）
降りしきる（講談社, 1991）
花冷え（勁文社, 1991）
まんがら茂平次（新潮社, 1992）
恋忘れ草（文芸春秋, 1993）
その夜の雪（新潮社, 1994）
暗闇から 土方歳三異聞（実業之日本社, 1995.2）
昨日の恋 爽太捕物帖（毎日新聞社, 1995）
東京駅物語（新潮社, 1996）
風よ聞け 雲の巻（講談社文庫, 1996）
贋作天保六花撰（徳間書店, 1997）
雪の夜のあと（読売新聞社, 1997）
江戸風狂伝（中央公論社, 1997）
銀座の職人さん（有楽出版社, 1998）
鬼平が「うまい」と言った江戸の味（逢坂剛共著 PHP研究所, 1999）
消えた人達（毎日新聞社 1999）
埋もれ火（文藝春秋, 1999）
北原亞以子集（リブリオ出版, 2000）
お茶をのみながら（中央公論新社, 2001）
妖恋 日本民話抄（集英社, 2002）
妻恋坂（文藝春秋, 2003）
父の戦地（新潮社、2008）
誘惑（新潮社 2009）
あんちゃん（文藝春秋 2010）
<<テレビドラマ>>
『とおりゃんせ〜深川人情澪通り』
NHK金曜時代劇
原作:『深川澪通り木戸番小屋』、『深川澪通り燈ともし頃』
『新地橋 深川澪通り木戸番小屋』
主演:神田正輝、池上季実子
1995年9月15日〜1996年3月15日、全23話
『慶次郎縁側日記』
NHK金曜時代劇（第1、2シリーズ）、NHK木曜時代劇（第3シリーズ）
主演:高橋英樹
第1シリーズ：2004年8月27日〜10月22日、全10話
第2シリーズ：2005年10月7日〜12月9日、全10話
第3シリーズ：2006年10月12日〜12月21日、全10話
