日本全国広しといえど、県庁所在地に映画館がひとつもない県は徳島だけでしょう。
はたして、徳島県人は映画嫌いなのでしょうか??
でも、レンタルビデオ屋さんはいっぱいあるし、そこそこ流行ってると思います。
昔は市内の中心・東新町に行けば、何件もの映画館があったのですが、次々に廃館となり、とうとう郊外のショッピングセンターにあるシネコンが県内唯一の映画館となりました。
そのため、上映される映画の数も限られていて、話題性のある大作しか上映されません。
しかも、公開が都会よりも遅かったり、期間が異常に短かったり。
ですから私は、どうしても見たい映画は遥々県外まで遠征して観ています。
しかも、その唯一のシネコンには最寄に駅が無い
つまり車が無いと映画も見に行けない県になっちゃったんです。
では、なぜ徳島市内の映画館は絶滅してしまったのでしょう?
わたしなりにその理由を、様々な角度から(かなりの偏見もありますが)分析してみますと、以下のとおり。
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どうせ移動手段はなのだから、わざわざ駐車料金のかかる駅前に行って観ることはない
映画見に行く金があるなら貯金する
映画なんか見に行かなくても、パチンコ、釣りなど娯楽にはことかかない幸せな県である。
農村部の裕福な民は、他に娯楽が無いために惜しみなくお金を費やす。よってほとんどの家庭に40インチ以上の大画面テレビがあり、わざわざ映画館に足を運ぶまでも無い。
やたら車にお金をつぎ込む県民性ゆえに、DVDナビの装着率が非常に高く、映画も、その他の「諸々の事」もすべての中で済ませる傾向が強い。
チャリンコさえあればどこまででも走れる並外れた脚力を有する県民であるため、吉野川橋の上の突風の中も苦も無く走行する事ができる。
いや、むしろそれ無くしては映画を観た気がしない
などなど。
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こういう厳しい現状で、徳島の映画ファンのみなさんはどういう映画ライフを過ごされているのでしょう?
色んなご意見を聞かせてください。
そして、もう一度市内に映画館を復活させたいなどのご意見もありましたら、どんどん書き込んでください。
また、懐かしいあの映画館の思い出などもお待ちしています。
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新町に新しく出来た映画館「ufotable CINEMA」。
行かれた方がありましたら情報などお願いします。