早期幼児教育(胎教、乳児教育も含む)は、いたずらに親の不安をあおり、子どもをせまく小さな世界に閉じ込める悪い効果をもつ教育法です。
まだ6,7歳の子に英検3級や2級合格を求めて期待など、天才でもないかぎり至難の業です。
わずか2歳の子に英単語や漢字をしこむのも、後のち効果はないと報告されています。
当然、大半はつぶれます。
また暗記やパターン認知ばかりの訓練では、自然発生的な発達を妨げます。
半ば秘密結社のような塾や幼稚園・学校は、
親が富裕層でしかも文化資本の高い家や地域で埋め尽くされた環境です。そうした特異な場は、小さな子どもたちをすっかり世間知らずで、
極端に勝ち負けにこだわる性質にしつけます。
また下を見下し上に媚びる権威主義・事大主義の温床でもあります。
こうした教育が絶対に子どもには「必要」で、5歳からでは遅すぎると3歳児の親をあおり、3歳からでは手遅れだと称して2歳児の親に高額の教材を買わせたり、忙しい塾通いを強いたりします。
こうした、勝ち組にも負け組みにも不幸と苦痛をもたらす教育は、要りません。
地方と都会、出身階層をめぐる親同士の葛藤から殺人事件さえ起こっているのですから。
これからどうすれば不必要な教育を廃止することができるのか、
それを「必要」とか「貴重」だとかしない社会を作れるのか。
いっしょに考えていきましょう。
参考リンク
wikipedia 日本公文教育研究会 http://
浜きっず(浜学園幼児教育部門) http://
公文への疑問〜やめてよかった?公文式
http://