ナックルボールを投げて成功した投手で、40代後半になっても第一線で投げ続けた息の長い投手として有名である。通算318勝274敗29セーブ。通算3342奪三振は歴代10位。1997年、野球殿堂入り。背番号35はアトランタ・ブレーブスの永久欠番。
40歳以降に121勝を挙げており、これはメジャーリーグ記録である。また弟のジョー・ニークロもナックルボールを武器に通算221勝を挙げた投手で、兄弟の合計勝利数539はメジャーリーグ最多記録である。24年間の選手生活で一度もワールドシリーズに出場することなく引退し、これもメジャーリーグ記録である(チームが地区優勝してポストシーズンに出場したのも1969年と1982年のわずか2回だけ)。投球回数5,404回1/3はメジャー史上第4位だが、ライブ・ボール(現在のような飛ぶボール)が採用された1920年以後のみに登板している投手に限れば第一位である。