1908年に日本人のブラジル移住が始まり、既に100年が経ちました。その間、約25万人の日本人がブラジルに移民し、日系人と呼ばれるその子孫たちは約150万人(2008年現在)にのぼるとも言われてます。
時代は変わり、1980年頃から日系ブラジル人が日本にデカセギに来るようになります。その数は全国で約30万人と言われています。ちなみにブラジル人が言う「デカセギ」には、日本人の抱く「出稼ぎ」のようなネガティブなイメージはほとんどありません。当初は一時滞在を予定して来日した日系ブラジル人たちも、現在では定住化が進んでいます。富山県も例外ではありません。県内には既に4000人以上のブラジル人が生活しています。
富山県は1985年にサンパウロ州と友好提携を締結し、現在に至っても様々な交流が行われており、ブラジルを身近に感じられる環境になりつつあります。余談ですが、浦和レッドダイヤモンズのブラジル人(現在は日本に帰化)サッカー選手である闘莉王(トゥーリオ)の祖母は富山生まれ、J-POPとブラジル音楽を融合し美しい歌声を聴かせるブラジルハーフの歌姫隼人加織は富山出身。
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