西・中部アフリカ11カ国によって設立された航空会社Air Afrique(エールアフリック)のコミュニティーです。
Air Afriqueは、西・中部アフリカ11カ国、エールフランスとUAT(Union Aeromaritime de Transport)によって、1961年に設立されました。
Air Afrique加盟国の変遷
設立時加盟国(1961年):
モーリタニア、セネガル、コートジボワール、ブルキナファソ(当時:オートボルタ)、ニジェール、ベナン(当時:ダホメー)、チャド、カメルーン、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国(ブラザビル)、ガボン
1968年:トーゴ加盟
1971年:カメルーン脱退
1976年:ガボン脱退
1978年:シエラレオネ加盟(翌年脱退)
1992年:マリ加盟
破産時加盟国(2002年):
モーリタニア、セネガル、コートジボワール、ブルキナファソ、ニジェール、ベナン、チャド、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国(ブラザビル)、トーゴ、マリ
Air Afrique加盟国の空港
ヌアクショット(モーリタニア)、ダカール(セネガル)、バマコ(マリ)、アビジャン(コートジボワール)、ワガドゥーグー(ブルキナファソ)、ニアメ(ニジェール)、ロメ(トーゴ)、コトヌー(ベナン)、ンジャメナ(チャド)、バンギ(中央アフリカ)、ブラザビル、ポワントノワール(コンゴ共和国)
1980年代前半から経営がうまく行かなくなり、フランス人社長の登用などで凌ごうとしたが、湾岸戦争やCFAフランの切り下げの影響で負債を減らすことはできなかった。
そして、半年近い給料未払いを経て、2002年1月の加盟国国家元首会談よって破産することが決定し、同年4月末から清算作業が始められています。
現在、アビジャンのAir Afriqueメンテナンスセンターと総合倉庫(Air Afriqueで購買するものはここから加盟国に振り分けられる)に通って、資料を分別しています。
最新のエールアフリック情報(主に清算過程と過去の分析)をお伝えしつつ、過去にAir Afriqueに搭乗された方の搭乗記なども歓迎します。
Air Afrique au Japon:
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