昭和64年が、一週間だけありました。
ダイエースプレーで髪を逆立てていました。
「不登校」じゃなくて「登校拒否」でした。
何をやっても中途半端のくせに、
いつ来るのか判らない終わりに怯えていました。
クロスバー式の電話回線でした。
誰かに出会えば世界は広がると信じていました。
あと10年で、世界は無くなるかもしれないと信じてました。
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Mixiを舞台にした小説です。
気が向いた方は、読んでくださいませ。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。