作曲家セシル・シャミナードの作品や思想、同時代の芸術のことetcについて語り合うコミュです。
Cecile Chaminade
セシル・シャミナード (1857〜1944)
フランスのピアニスト、作曲家。
1857年8月8日、パリに生まれました。8歳のときには宗教曲を作り、ビゼーの賞賛を得ます。他には、ピアノ教本の「ABC」や「ラジリティ」の著者、ル・クーペイなどに学びました。
18歳でピアニストとしてデビュー、ソリストとして成功しヨーロッパ各地を演奏旅行をします。そして、作曲家としても有名になりました。
フランスの作曲家でもあり作家でもあったアンブロワーズ・トマは、シャミナードのことを「作曲をする女性ではなく、女性の作曲家なのだ」と言ったそうです。この言葉はたちまち広がり、シャミナードは有名作曲家の仲間入りをします。
シンフォニーやオペラを書き、ピアノ曲を数多く残しました。他にもフルートやヴァイオリンの曲もあります。たとえば、フルートコンクールの課題曲として委嘱され作曲された『フルートとオーケストラのためのコンチェルティーノ』は、曲想が非常に美しく可憐で魅力たっぷりな名曲です。
活発でリズミカル、そして魅力にあふれたメロディ、そこに女性ならではの優美さ、繊細さが加わった作品は、今も独特の輝きをもって私たちを楽しませてくれます。
1944年4月18日、モンテカルロで亡くなりました。
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Kさんによるセシル・シャミナードに関するサイト
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『CDジャーナル』サイト
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