西谷啓治
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西谷 啓治(にしたに けいじ、1900年2月27日 - 1990年11月24日)は、日本の男性近代哲学・宗教哲学研究者である。京都学派に属する。京都大学文学部名誉教授、文化功労者。
石川県鳳珠郡能登町の出身。若年で、同郷のかほく市の出身である西田幾多郎の著『思索と経験』に出会う。その後、第一高等学校を経て京都帝国大学文学部哲学科卒業。西田幾多郎に師事する。哲学以外の分野においても、芭蕉、寒山詩やトルストイ、リルケに関する考察や随筆も多く残している。ゲーテ・メダル受賞。出生地である宇出津には、西谷啓治記念館がある。高坂正顕、高山岩男、鈴木成高と共に「京都学派四天王」と呼ばれている。
主な著書
『根源的主体性の哲学』、1940年
『ニヒリズム』、1949年
『宗教とは何か』、1961年
『随想集 風のこころ』、1980年
『西谷啓治著作集』全26巻、創文社、1986-1995年
『随想集 青天白雲』、2001年、ISBN 4924520810
外部リンク
京大日本哲学史研究室による紹介
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京都大学『宗教学研究室紀要』2号(2005)(西谷に関するパネルの報告書)
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