江國香織の小説「神様のボート」
小さな、しずかな物語ですが、これは狂気の物語です。
そして、いままでに私の書いたもののうち、いちばん危険な小説だと思っています。
江國香織
この小説を愛してやまない。
神様のボートにのった。
神様のボートに今のっている。
神様のボートを恋のバイブルにしている。
骨ごと溶けるような恋をしたことがある。
シシリアンキスが飲んでみたい。
”あのひと”を待っている。
”あのひと”の居ないところには馴染めない。
”あのひと”を信じている。
旅がらす。
すばらしくきれいな背骨を持っている。
栄養源は煙草とコーヒーだ。
すぎたことは”箱のなか”に入れる。
自分は葉子みたいだと思う。
自分は草子みたいだと思う。
自分は桃井先生みたいだと思う。
ロマンティック。
誰かを好きになった。
忘れられないひとがいる。
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江國香織
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