- 詳細 2012年4月20日 22:29更新
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現在、多くの人がお産は「病気ではなく自然なこと」と思っているのに「出産は病院で」があたりまえのように言われています。
お産は自然な行為である反面、何が起こるかわからないといった面もあります。万が一の場合に備えて、設備の整った医療施設で出産したほうが安全、という考え方が一般的であるのもある意味うなずけます。
日本でも50年ほど前までは、約半数の人が自宅で生まれてました。
しかし、現在自宅で生まれる赤ちゃんは0.1％にも満たない数です。
でも、女性たちは世界中どこでも有史以前からずっと、自宅で出産してきました。
それは、文字どおり、出産が病気ではなく、自然なことであるということを示しています。
出産にもっとも大切なことは、「安全」であることは言うまでもありません。
出産が医療の中で行われるようになってから、以前では助からなかったケースでも無事に生まれるようになりました。
しかし、医療は場合によっていき過ぎた管理になることがありことも否めません。また、医療に頼ることで、産む側の母親、あるいは家族が出産を「お任せ」してしまって、自分が主体となって産むという意識を忘れてしまっているのではと感じることが多々あります。
産むのは自分、育てるのも自分たちということをもう一度、認識する必要があるのではないでしょうか。
出産の主役は、母と子なのです。
妊娠・出産のあり方は、産後の育児に大きな影響を与えます。
自分らしいお産のあり方について考えることは、
自分らしい生き方に正面から向き合っていくことではないでしょうか。
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