インド・ラダックには、亡命チベット人が経営するお店がたくさんあります。その店内に入ると、この少年のポスターが貼られています。
彼の名は、ゲンドゥン・チューキ・ニマ。
1995年5月14日に、ダライ・ラマ14世がラダックに住むニマ少年をパンチェン・ラマ11世と公式に認定しました。
パンチェン・ラマとは、チベット仏教徒にとってはダライ・ラマ法王に匹敵する大切な敬愛の対象です。ダライ・ラマは観音菩薩の化身であり、パンチェン・ラマは阿弥陀如来の化身とされています。
パンチェン・ラマもダライ・ラマと同様、先代が亡くなると、転生者が次のパンチェン・ラマとして認定されるのがしきたりでした。パンチェン・ラマとダライ・ラマはそれぞれ交互に転生者を探しだす使命をもっています。
・・・その三日後、6歳のパンチェン・ラマ(ニマ少年)は両親ともども、ラダックから消息をたってしまいます。
当初、チャイナ政府は少年及び両親の失踪との関わりを否定してましたが、1996年5月28日に関与を認めました。その理由は[チベット過激派によって危険にさらされているので保護している」というものでした‥‥。以来、ニマ少年とその家族は2008年現在でも行方不明です。
Where is the boy named Panchen Lama?
チャイナという国は、都合の悪い存在であれば、遠いラダックに住む6歳の少年でも拉致してしまいます。
まして不当な占領下にあるチベット国の方々の仏教弾圧をはじめとする苦難たるや想像するにあまりあります。
現在あえて、コミュ名を「この少年を返して 」としていますが、正式名称は「パンチェン・ラマ11世/The 11th Panchen Lama」です。
(返還される日まで!)
いつまでもパンチェン・ラマ11世のことを忘れず、他の方へ伝えるためのコミュです。
FreeTibetに共感した方に参加していただきたいです。
そしていつまでも「この少年は誰?」と思った方にのぞいてもらい、問題提起したいと思っております。
Tibet!
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
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