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新日本紀行ふたたび

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詳細 2022年12月23日 20:15更新

昭和38年から始まったNHK「新日本紀行」は、富田勲作曲のテーマ音楽にのせて、高度成長期の日本の風土、その土地に根づいた人々の人生を記録し続けてきました。
その700本あまりの貴重なアーカイブス資料を使った番組「新日本紀行ふたたび」が2005年4月から
放送されています。
かつて取材した土地を再び訪れ、思い出の主人公や番組の舞台となった場所を訪ね、当時のフィルムと新たに撮影した映像を重ね合わせることで日本の変貌を見つめています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B4%80%E8%A1%8C

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NHK総合 「新日本紀行ふたたび」 高度成長期と「今」見比べ
得たもの、失ったもの描く
 1963年から82年にかけて放送されたドキュメンタリー「新日本紀行」の映像に、現在の映像を組み合わせた「新日本紀行ふたたび」が、NHK総合で毎週土曜午後10時20分から放送されている。膨大なアーカイブス(映像記録)を活用した新しい形の番組として、注目を集めている。(塩崎淳一郎)

 「新日本紀行」は、高度経済成長期にスタートし、激変する日本の風景や人々の生活の様子を映像に収めてきた。全国津々浦々を取材し、放送回数は計800回にのぼる。当時としては解像度の高い16ミリフィルムで撮影され、現在、台本とともに埼玉県川口市の映像保管施設「NHKアーカイブス」に収蔵されている。

 4月から始まった「新日本紀行ふたたび」は、当時のフィルムと、30〜40年後の現在の様子を取材したハイビジョン映像で構成。菅原篤史プロデューサーは、「番組で放送した地に戻り、出演した人に会うと、変わったこと、変わらぬものがあることに気づく。人間は必ず年を取り、さまざまな人生を歩んでいる。それを対比すると、30〜40年間の日本人の生き方が見えてくる」という。

 5月21日に放送された「雪どけの里〜岩手県沢内盆地〜」の場合、放送当時の69年は、冬の間、男たちが出稼ぎに行き、県内でも貧しい地域として紹介された。が、36年を経た現在では、道路が整備され、除雪作業も行われるため、出稼ぎはなくなり、一家が車を何台も持つほど状況は変わった。番組では、その対比が鮮やかに描き出された。

 制作には、通常の40分番組の2倍にあたる2か月をかけている。出演者すべてから再放送の了解を得るとともに、フィルムの傷の修復などに40時間もかかるためだ。菅原プロデューサーは、「名作といわれる作品でも、出演者の了解が取れず、残念ながら放送できないものもある。地道な作業に時間がかかる点に、アーカイブス番組の難しさがある」と指摘する。

 第1回の「幸福への旅〜帯広〜」を担当した五十嵐正道ディレクターは、「出演するのをためらう人もいたが、番組の制作意図などを伝えて了解を得た」と振り返る。

 73年放送の「新日本紀行」では、雪に覆われた北海道帯広市郊外の幸福町(当時)を訪ね、住民の生活ぶりや開拓の苦労を取材した。32年後に現地を訪れた五十嵐ディレクターは、「当時の番組には幸福とは何か、というメッセージが込められていた。その問いかけは、中流意識の浸透した現代にも投げかけられているのではないか。30年で得たものも多いが、失ったものもある。それを描けたらと考えた」と語る。

 今月18日には、大阪のジャンジャン町を舞台に、28年間の変化をとらえた「王将・うまれ浪花の〜阪田三吉と新世界〜」を放送。将棋クラブの全盛期と現在の衰退の模様を描き出した。

 菅原プロデューサーは「今も『新日本紀行』が共感を呼ぶのは、人間ドラマを描いたからだと思う。視聴者は『新日本紀行ふたたび』を見ながら、同じように過ぎ去った年月を振り返るのではないか」と話している。

(2005年6月28日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20050628et02.htm

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