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【立ち上げ予告】Ph.D.+αプログラムについて
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今月中に立ち上げ予定である「社会への還元(貢献)」、「若手研究者(博士課程学生・ポスドク)の誇れるアカデミック文化の創出」、「自己成長」の3つを主目的に置いた博士課程大学院生・ポスドクが主体のPh.D.+αプログラムについてご連絡させていただきます。
(※Ph.D.+αプログラムは、Ph.D.交流会とは別企画になります。)
Ph.D.+αプログラムの内容についてご関心のある方のご応募をお待ちしております。 また、ご不明な点がございましたらお問い合わせいただけますと幸いでございます。
■ご応募先/お問合せ先:
phdmeeting★yahoo.co.jp(★を@に変更してください)宛てに電子メールにてご連絡をお願いいたします。
Ph.D.+αプログラムの内容(仮)は以下の通りです。
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【概要】
Ph.D.+αプログラム参加者の博士課程大学院生・ポスドクの各自が、必ずしも専攻分野にとらわれずに自主的に取り組んでみたい内容を考える。座学のみにならず、実践を行うことを通じて、計画・実行・検証を繰り返し、取り組み内容に対するアウトプットの質を高めていく。最終的に、参加者が社会へ還元できるモノ・サービス・文章などを作り上げることを目指す。
【目的】
社会の中の、学術という分野に存在する研究者ということを考慮して以下の順に3点を目的とする。
1)社会への還元(貢献)
2)若手研究者(博士課程学生・ポスドク)の誇れるアカデミック文化の創出
3)自己成長
【対象】
座学のみならず、行動して実践することにも強い関心を持つ以下を中心とする。
1)博士課程大学院生
2)ポスドク
【募集人数】
参加者で互いに深い交流ができることを考慮して、5〜10名程度。
【開催曜日と期間】
参加者の各企画に共通するような内容について、参加者で学び、ディスカッションなどを行い、金曜日(座学)と土曜日(実践)のセットを月に1度の頻度で数回行う。参加者の研究などを考慮して参加者が集まって学ぶ時間は制限し、クローズドのSNSなどで情報交換をはかる。
【Ph.D.+αプログラムのメンター】
複数の大学関係者などにメンターとして、クローズドのSNSなどで各参加者のテーマに対して助言・相談のご協力をいただく。
【最終成果物】
博士課程大学院生・ポスドクがプログラムでの自主的な活動を通じて、6ヶ月程度の期間でモノ・サービス・文章などの形として社会へ成果を還元する。
発起人:
清末正晴
佐々木貴教
中田行彦
K.M.
(五十音順)
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現在のところ、Ph.D.+αプログラムのメンターとして以下の3名の方からご協力いただける旨の返答をいただいておりますのでご紹介いたします。
・唐木英明氏(日本学術会議副会長、東京大学名誉教授)
・仙石慎太郎氏(京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)准教授)
・松田修一氏(早稲田大学ビジネススクール教授、日本ベンチャー学会会長)
※五十音順
【唐木英明氏のプロフィール】
1964年 東京大学農学部卒業
1972年 東京大学助教授
1987年 東京大学教授
2000年 日本学術会議会員
2003年 東京大学名誉教授
2008年 日本学術会議副会長(国際活動担当)
(参照:http://
日本学術会議は、我が国の人文・社会科学、自然科学の全分野の約83万人の科学者を内外に代表する機関であり、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。日本学術会議の役割は、主に?.政府に対する政策提言、?.国際的な活動、?.科学者間ネットワークの構築、?.科学の役割についての世論啓発です。
(参照:http://
【仙石慎太郎氏のプロフィール】
1996年 東京大学理学部卒業
2001年 東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修了、博士(理学)
2001年 マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、ビジネス・アナリスト/アソシエイト
2005年 東京大学大学院薬学系研究科・薬学部ファーマコビジネスイノベーション教室講師
2005年 株式会社ファストトラックイニシアティブ(独立系VC)マネージャー
2007年 研究技術・計画学会評議員(現職)
2008年 京都大学産官学連携センターイノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門准教授
2009年 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)准教授/イノベーションマネジメントグループ統括
京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)(※)にて、ES/iPS細胞をはじめとする幹細胞関連技術などの大学・公的研究機関で創製された画期的な発明・発見をいち早く産業界・社会に還元するため、産官学連携の社会システムを研究されています。
(参照:http://
(※)iCeMSは日本が世界に対し優位性を持ちうる先進的な研究領域の発展、それを実現するための新しい研究組織モデルの創出、異分野の学問を融合させた新しい学際領域、世界トップレベルの研究者が集い次世代の旗手となる有望な若手科学者を育む場の創造を目指す「世界トップレベル研究拠点プログラム」に文部科学省により採択されています。
(参照:http://
また、書籍「博士号を取る時に考えること 取った後できること」(羊土社)を出版されています。
(参照:http://
【松田修一氏のプロフィール】
1966年 公認会計士試験第二次試験合格(1971年公認会計士)
1967年 早稲田大学商学部卒業
1972年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了
1973年 監査法人サンワ事務所(現トーマツ)入所・パートナー
1985年 「独立第三者による経営監査の研究」で商学博士授与(早稲田大学)
1993年 早稲田大学アントレプレヌール研究会を組織、代表世話人(現在)
1998年 早稲田大学大学院(MBA:国際経営学専攻)教授
2003年 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学専攻(専門職大学院MOT担当)教授
2004年 日本ベンチャー学会会長
(参照:http://
アカデミアにおける新しい領域を先導するトップ研究リーダー、企業における最高技術責任者(CTO)、ベンチャービジネスの起業家、産学官連携を先導する”目利き”など、国際舞台で活躍する若手研究者を育成する早稲田大学STO(Super Technology Officer)プログラムのプログラムディレクターをされています。
(参照:http://
★★★★★★★★★★Ph.D.交流会開催実績★★★★★★★★★★
第5回Ph.D.交流会(2009年3月開催)
ゲスト:村上恭一氏(慶應義塾大学SFC研究所上席所員)
村上氏のプルフィール:http://
第4回Ph.D.交流会(2008年12月開催)
ゲスト:保田隆明氏(ワクワク経済研究所LLP代表パートナー)
保田氏のプロフィール:http://
幹事の事後報告記事:http://
第3回Ph.D.交流会(2008年10月開催)
ゲスト:夏野剛氏(慶應義塾大学教授、株式会社ドワンゴ顧問)
夏野氏のプロフィール:http://
夏野氏のご講演動画(You Tube):http://
第2回Ph.D.交流会(2008年6月開催)
ゲスト:高井正美氏(株式会社インヴィニオ取締役、株式会社東京大学エッジキャピタルベンチャー・パートナー)
高井氏のプロフィール:http://
高井氏のご講演の資料:http://
第1回Ph.D.交流会(2008年4月開催)
ゲスト:小飼弾氏(アルファーブロガー、プログラマー)
小飼氏のプロフィール:http://
小飼氏の投稿blog記事:http://
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Ph.D.交流会blog:
http://
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Ph.D.交流会の運営方針
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目的)
博士課程大学院生・ポスドクが中心となって自主的に企画・運営された交流会を通して、『キャリア形成の意識を高める』、『視野を広げる』などといった自己啓発につなげることを目的としております。
対象)
博士課程大学院生・ポスドク。
博士課程大学院生・ポスドクとの交流に強い関心のある社会人も一定数加わっていれば、博士課程大学院生・ポスドクのためにも一層良いと考えております。
人数)
30名程度。
交流会においては、(ゲストを含め)参加者は年齢・ポジション・専攻分野などの枠を越え、誰もがフラットな立場で自由に交流していただければと考えております。
幹事)
幹事は固定せずに、各回の開催につき入れ替わりで立候補した(推薦なども可)1〜3人ほどの人数で企画してもらいます。
※幹事を固定しないメリットは以下の通りです。
・特定の人に過度の負担がかかるのを防ぐことができます。
・毎回の開催に新鮮さを持たせることができます。
・交流会が特定の主義・思想を帯びることを防ぐことができます。
場所)
大学の教室などを無償で借りて開催します。
※大学の教室などを無償で借りるメリットは以下の通りです。
・参加者の金銭的負担を少なくすることができます。
・参加者の突然のキャンセルが多くなった時に、幹事側による金銭的補填の額を小さくできます。(交流会の開催により黒字が発生した場合は、次回以降へ繰り越し、赤字の発生の際に充当させます。原則として、意図的な利益の発生は禁止します。)
頻度)
3ヶ月に1度程度。
開催曜日)
土曜日または日曜日。
※学業に支障をきたさないために土曜または日曜の活動がベストと判断しました。
時間)
3時間程度。
スケジュール例:
17:30〜 開場
※料理や飲み物を出しておき、自由におしゃべり・交流ができる時間帯にしておきます。
18:30〜 ゲストのお話(30分程度)
※交流会の目的に沿うものならば、どのような人物・どのような内容でも良いと考えております。堅苦しい内容にしすぎたりといったことがあると面白みがなく、おしゃべり・交流が進まない可能性があると考えております。
19:00〜 参加者をランダムにグループ分けして、自己紹介ならびにディスカッション(30分程度)
※幹事が事前にディスカッションのテーマを考えておき、そのテーマに基づいてグループで話しあってもらいます。多様な視点があること、参加者同士の相互理解の重要性などを感じてもらう機会になると考えております。
〜20:30 終了
※料理や飲み物を出しておき、自由におしゃべり・交流ができる時間帯にしておきます。
幹事を毎回入れ替えることによって、特定の主義・思想を帯びることを避け、博士課程大学院生・ポスドクが本当に抵抗なく、自由に楽しめる場にしていきたいと考えております。
また、ややもすると組織・集団は、自らが存続することにこだわれる傾向がありますが、あえて上記の交流会においては、存続にこだわることも無いと思っております。(あらぬ方向、何かしらの主義・思想を持ち始めるようならば、交流会を解散しても構わないと思っております。)
ただし、交流会をしたという記録をインターネット上に残したり、交流会開催までの企画書を開催大学などに残したりといったことはしておこうと考えております。(失敗例、成功例のどちらになっても参考になると思われます。)
仮に上記の交流会が無くなった後も、交流会の意義を感じる博士課程大学院生・ポスドクが現れた場合には、交流会をスムーズに立ち上げることが可能になるだろうと考えております。
発起人:
東京大学大学院博士課程 清末 正晴(きよすえ まさはる)
東京医科歯科大学大学院博士課程 金子 陽奈(かねこ はるな)
※2008年3月現在