突然訪れた転機。その時、家族の絆は…。
ニューヨークのラジオ局で、保守的なトークを売りにしている人気パーソナリティーのキティ(キャリスタ・フロックハート)は、LAのTV局からスカウトを受け、そのスタジオがあるLAに向かう。LAにはキティの実家があり、3年ぶりに実家に帰ることに。
久しぶりに戻ってくるキティのために、実家には父、母、そして5人の兄弟姉妹全員が集まる。ウォーカー家は、個性的なメンバーが揃う一家だ。長女のサラ(レイチェル・グリフィス)は、長男トミー(バルサザール・ゲティ)、母ノラ(サリー・フィールド)の兄ソール(ロン・リフキン)と共に、父(トム・スケリット)が経営する会社オーハイ食品でバイス・プレジデントとして働いている。ニューヨークで暮らしていた次女キティは、ここ数年母親と確執があり、暫く実家に戻っていなかった。次男のケヴィン(マシュー・リス)は弁護士で家族から頼られる存在だが、自身が同性愛者であることを公表している。末っ子のジャスティン(デイヴ・アナブル)は、戦争のトラウマを抱えており、不安定な一面を持っている。
その日、食卓に家族全員が揃い、幸せに満ちたひとときを過ごしていた。そんな中、庭でサラの娘と話をしていた父が、突然意識を失いプールに転落。驚いた家族は、急いで彼を引き上げるのだが…。
突然、家族に訪れた転機。それは残された家族の波乱の幕開けだった…。