安藤昌益

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詳細 2022年1月26日 01:45更新: 変人狩野亨吉をして、「狂人」といわしめた男。封建道徳でがんじがらめの時代に、あらゆる権力や機構というものに対し、むき出しの敵意を抱いた男。農本主義に基づく無政府共産主義を主張し、国家も貨幣もなく、搾取も抑圧もない理想の「直耕」社会を大胆に提言した男。そして人間と郷土をこよなく愛した男。
―あまりに早すぎた偉大な先駆者に迫る。

元禄十六年（1703）～宝暦十二年（1762）。
出羽国久保田佐竹家所領・秋田郡二井田村に生誕。
町医者として陸奥国八戸南部家所領・八戸城下にて開業。
晩年、郷里に戻り二井田村曹洞宗温泉寺に葬られる。
著書に『自然真営道』『統道真伝』ほか。
過激な思想ゆえに死後まもなく活動は秘され、狩野にみいだされるまで埋もれていた。

なお彼について安藤昌益研究会http://www006.upp.so-net.ne.jp/hizumi/があるので参照されたい（本コミュニティは同会と直接の関係はない）。

河田次郎、安藤昌益、狩野亨吉、小林多喜二、忠犬ハチ公、藤原誠一といった反骨の奇人変人を輩出した大館盆地の風土についても考えてみたい。同じ久保田領内には平田篤胤や佐藤信淵もいる。

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