新潟県長岡市(旧 三島郡三島町)にある住乃井酒造のコミュニティです。
(蔵元HP http://
主力銘柄は「住乃井」
山廃仕込みという昔ながらの仕込みを得意としていますが、全国でも二軒しかない「高温山廃仕込み」という方法を継承するのが、この蔵最大の特徴です。
山廃系ということで味わいはしっかりしており、新潟特有の「淡麗辛口」とは一線を画します。しかし仕込み水がすこぶるやわらかいので、飲み口もとてもやさしいのが特徴です。
また、長期熟成酒も昔から取り組んでおり、製造年ごとに販売しています。
(参照 http://
この蔵では味醂も製造しており(新潟では唯一)、
2006年3月放映の「新どっちの料理ショー」に、この蔵の「美琳酒」が特選素材として紹介されました。
この蔵の酒の魅力は、やわらかな酒質ながらお米の旨味を十分にひきだしている点にあります。流行の吟醸香はありませんが、ゆったりと晩酌で冷、常温、お燗でオールマイティに楽しめる良酒だと思っています。
蔵の魅力ではずせないのが、現在、杜氏を勤める安達醇氏という人の魅力です。元々異業種からこの世界に入った人物ですが、微生物研究にとても詳しく、本当に心から楽しく酒造りをしていると感じさせてくれる方です。