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POPGROUP www.pop-group.net
BLACK GANION www.blackganion.net
BLACKGANIONはより独創性に優れている楽曲制作をテーマに2004年11月、自主レーベルより「Hakkyo!」を発売と同時に"EDGE OF THE CENTURY2004"にてデビュー。翌年には「blaspheny pack 〜 Live at Daikanyama UNIT」をリリース。国内数々の招聘された企画には凄まじいインパクトを残し話題となっている。2007年秋には待望の1stALBUM「First」がPOPGROUP Recordingsより発売が決定。奇想天外な活動に拍車がかかる...
BLACK GANION "FIRST"
POP109
2007.12.08 RELEASE
\2600(inc. tax)
1.BOLIVIA
2.METHOD
3.CORPSE
4.EVIL
5.集団自慰
6.剥離
7.HAKIDAME
8.TOMB
9.8464SCREAM
10.剽窃
11.躁踏
12.DISCO
23.剥離 YAS-KAZ Remix
69.CORPSE Guilty Connector Remix
88.METHOD GOTH-TRAD Remix
●BAND紹介
03年、ミニマルテクノのDJでもあるVo.のYOUHEI(ex.DEVICE CHANGE)、イメージデザインなど総合プロデュースも担当するBa.のUNO(ex.RESULT、CALUSARI)を中心に名古屋で結成。ハードコアの突然変異種として神出鬼没なGIGを繰り返し、これまでに強烈なMaxiSingleとライブ盤をドロップするなど、謎のベールに包まれながらも幾多のHCフリークを唸らせてきた彼らの、まさに待望の1st. Album"First"リリースとなる。
その音楽性はソリッドかつスモーキーなハードコアを基調に、クラスト、パンク、サイケデリック、ドゥーム等々、各種ヘヴィ/アヴァンギャルドミュージックの要素が独自にブレンドされた極めてハイブリッドなものである。また、ダブやミニマル、ノイズ、ドローン、フリー・インプロヴィゼーションなどに接近した展開と残響アプローチを取り入れつつも、バンド固有の強度やスピード感を損なうことのないよう緻密に構築された楽曲であることも特筆すべきだ。
これは彼らが体感してきた影響/衝動をアウトプットする際、それらを完全に消化・吸収し、自らのスタイルとして血肉化できる強靭な咀嚼力の持ち主であることに他ならない。
独創性の高さから似たようなアーティストを上げることは難しいが、音楽的な類似点というよりもそのスタンス・精神性において、同じようにハードコア・ジェネレーションから産まれ特殊進化を遂げたJohnZornやBrutal Truth、NEUROSIS、Corrupted、などの諸作と共振するエネルギーも感じられる。
シークレットトラックとして収録されたYAS-KAZ、GuiltyConnector、GOTH-TRADらの手によるRemixも、単に楽曲をエディットして打ち込みビートを被せてダンス・ミュージックっぽくしてみました、というような(いわゆるClub Remixの)レベルに留ってはいない。ジャンルは違えど近い磁場を持つ表現者たちの必然的邂逅によって鳴らされた『共闘宣言』とも言うべきコラボレーションである。
BLACK GANIONが1st. Album"First"で到達したサウンド。
それは安易に「ジャンル越境」を標榜する多くのアーティストたちが陥る凡庸なツギハギ・折衷的サウンドとは一線を画す、真に“SuperMetamorphosis Grinder”と呼ぶに相応しいものだと言える。
困ったときには