チョコレート。Chocolate. Chocolat.
主原料であるカカオは、学名を『テオブロマ・カカオ』と言い、「神の食べ物」という意味です。
その歴史は約4000年にも及び、古代メソアメリカでは神々に捧げられ、通貨としても使われ1520年頃にはカカオ100粒が奴隷1人の値段に相当していたといいます。また、カカオには優れた薬効成分があり、歯痛や炎症、熱などに万能薬として利用していました。
16世紀、ヨーロッパの大航海時代、アステカからカカオを持ち帰ったスペイン人エルナン・コルテスは、それをカルロス1世に献上。そこからヨーロッパでのチョコレートの歴史が始まります。
初めは、すり潰したカカオ豆に水を加え、トウモロコシ粉や唐辛子などを混ぜた、スパイシーな飲み物だったチョコレートドリンクも、しだいに、お湯で溶かして砂糖を加える甘い飲み物になりました。
一世紀にわたり「スペインの秘法」とされてきたチョコレートは、17世紀になると国外に流出し始め、イタリアへ、続いてフランス、その後海を渡りイギリスへと広がります。
19世紀、オランダ人バンホ―テンによる「チョコレート革命」なるものが起きます.ココアの誕生です。
その後、イギリスのフライ社がカカオペーストに砂糖を加えた「食べるチョコレート」を発売。各地でチョコレート製造が行われるようになりました。
1876年には、スイス人ダニエル・ピーターが味に改良を加え、画期的な製法を発明。それにより、ミルクチョコレートが作られるようになりました。
1879年、スイス人ドルフ・リンツが発明した機会により、独特の口溶けと舌触りの良いチョコレートが実現したのです。
そして、18世紀にアメリカに渡ったチョコレートは、ハーシーの功労により、多くのチョコレート工場が立ち並ぶまでに庶民の間に深く浸透しました。
日本では、チョコレートが伝わったのが、江戸時代。長崎の遊女がオランダ人からチョコレートを貰ったという記録が残っています。
明治になると、チョコレートは輸入されるようになりますが、高嶺の花の贅沢品でした。
1918年、森永製菓がチョコレートの一貫製造を開始、続いて1926年に明治製菓も一貫製造を開始、日本でのチョコレート産業の大きな前進となりました。
※”本気でチョコレート”なので、下記の項目のほとんどに納得できる方、ご入会下さい。
・チョコレートを、こよなく愛する人。
・愛してやまない人。
・毎日チョコレートは欠かさず食す人。
・チョコレートが朝ご飯の人。
・チョコレート風呂になら入ってもいいと思ってる人。
・精神安定剤はもっぱらチョコレート、という人。
・血液がチョコレートの人。
何はともあれ、チョコレート命。
『我にショコラありせれば他の食べ物を断つも可なり』
ナポレオン・ボナパルト
『王とチョコレートは、我がただ二つの情熱なり』
スペイン王女マリア・テレサ
さぁ、私達も胸を張って、『NO CHOCOLATE NO LIFE』と言いましょう!!
こちらも参考に。
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