革製品が好きだ。
革はカッコイイ。
革は味わいがある。
革はエイジングが基本だ。
とにかく革LOVE!
こんな方。ひとつでも当てはまればOKです!
当てはまらなくても興味があればOKです!
また、革製品と関わりの深い銀(貴金属)やターコイズ(宝石)についてもコミュの範疇とします。
■コミュの趣旨■
・革への愛を熱く語る
・革への知識共有・提供
・革に関する書籍や、革製品を販売しているブランドや店舗の紹介
トピックの作成について
革に関係があるのなら、トピックはOKです。トピックの内容によっては、記事にリンクを張ったり、トップページの革に関する説明文に内容を加えることがあります。
「革への知識共有・提供」も趣旨に入っていますので、共有・提供に関することでしたら制限は設けません。
■革知識(ショクニンさんの投稿を元に管理人が編集したもの)
・「革」と「皮」の違い
鞣し処理をしたものが「革」、していないものが「皮」です。
・「鞣(なめし)」って?
「皮」を防腐・加工し「革」素材として使用可能な状態にすることを言います。
鞣し処理に用いる方法はいくつかありますが、主に「薬品を使う」か「植物原料を使う」かです。
薬品は主に「クロム塩」が使用されますが、「アルミ」「ジルコニウム」もあるようです。
植物はミモザ、ケブラチョ、チェストナット等が使用されます。また、ブライダルレザーは野菜を用います。
・鞣し原料による違い
クロム鞣しの特徴は革の断面が青く、柔軟で収縮性があり、加工しやすいという特徴があります。
タンニン鞣しは断面が茶褐色で堅牢で伸びが少なく靴底などに向いています。
クロム鞣しは比較的短時間で鞣し工程が終わりコストも安いのですが、環境には良くありません。
タンニン鞣しはクロム鞣しよりも長時間かけるため、コストはかかりますが、タンニンは天然素材(合成物もある)ですので環境には優しい原料です。
また、この2つの鞣しを組み合わせることもあります。
仕上方法
1.オイル加工
革にオイルを染みこませる。素よりも、頑丈。多少の傷も指先でこすればなじんで目立たなくなるので、初心者にも優しい(というより、全くオイルを入れない加工自体はあまりないと思われる)。
2.エナメル加工
革の上からウレタン樹脂を塗布したもの。ウレタンを革に馴染むように塗り、樹脂が乾くまでに時間もかかる(一週間はかかる)。
光沢があり、独特の吸い付くような感触がある。管理にやや気を遣う。他のものと寄せておくと、くっついてしまうこともあるので、注意が必要。
光沢があるので、女性用のバッグ等に多く見られる。
3.ロウ引き
革にロウを染みこませたもの。ロウが水をはじくので、耐水性がある。
形や模様から見た加工
1.型押し
革に型を押して、他の動物の皮らしく見せたり、ブロンドのロゴを押したりするものが多く見られる。
牛革にクロコの型押し等はよく見られる。
2.アンティーク加工・クラック加工
染色で使い込んだ色にしたり、革をもんだりすることで使い込まれた革らしく見せる技術。
豆ちしき
1.レザートリミング
メッセンジャーバッグ等のフラップの周囲等に革でふちどったような使われ方。
2.ペーパーレザー
紙のように薄いレザーのこと。鞄やコート等に使われる。
薄く延ばしていることから、通常の厚さのレザーよりも強度はないが、ただのキャンバス地等と比べて革の質感があり、印象が強まる。
3.ターコイズの鑑定
革と関わりの深い宝石ターコイズの簡単な真贋の見分け方は色が完全な1色かそうでないか。
天然もののターコイズは茶色い差し色が入っているなど、緑色以外の成分も入っており、純粋な緑ではありません。対してイミテーションは混ざり物がない綺麗すぎる緑です。
差し色がないから絶対にイミテーションとは言えませんが、一つの判断基準にはなります。
■革に用いる動物(毛皮も含む)
・牛(牛、水牛)
・豚
・羊
・山羊
・駝鳥(オーストリッチ)
・鰐(クロコダイル等)
・鮫
・エイ
・蛇(パイソン)
・象
・狐
・兎
(追記していきます)
革の種類
1.牛革
最もベーシックな革。特徴としてラムよりも硬いことが挙げられる。重量としてはラムよりも重い。そのため、「男の革」といった印象が強い(特にアウターでは)。
一言に牛と言っても「大人」「子供」「赤ん坊」の革があり、それぞれ
・「大人」一般的なレザー
・「子供」ソフトレザー
・「赤ん坊」ソフト、ハラコ(流産などした子供。毛を素材としてそのまま利用する)
と大別できる(上は必ずそうとはいえないが、一例として)。
2.豚革(ピッグスキン)
鞣し処理をしてもピッグ「スキン」と言われることがある。
一つの毛穴から数本毛が生えており、独特の模様や風合いが親しみやすいソフトさをかもし出す。
牛に比べて柔らか。頑丈さもそれなりにある
トランクの外張りに使われていることもある。
3.水牛(バッファロー)
同じ牛でも、ただの牛とは違う素材。
牛よりも硬く、頑丈で水に強い。そのため、耐久性がある。
他の革と比較した特長的は、生体傷があるところ(バッファローは他の動物と戦うことがあるため負傷することがある)。
牛以上に野性味のある男の革である。
4.羊革(ラムレザー)
羊の革。軽くて柔らかい特徴から、コートや手袋に用いられることが多い。
柔らかい故にコートなど、暫く着込んでいると、持ち主の体型にそって変形しやすい。この変形のしやすさを好意的にとるか、軟弱ととるかは持ち主次第。
外見は革の目が細かく、ゴツゴツしていないのでフォーマルな場所にも用いられやすい(オフィスシーンでは、ラムやゴート、中年くらいの男性がカウのコートを着ているのはよく見かけるがバッファローは余り見られない)
扱いやすさから、一番使われているレザーかもしれない。
革製品を扱うショップリスト
・KC's
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ドンキホーテでブレスウォッチが売っているくらい有名なブランド。
拠点は大阪のようですが、サイト販売をやっています。
管理人はドンキで白のブレスウォッチを買いました。入手しやすいので、革LOVEを始めたい人向き。
・ALZUNI
http://
レザー&シルバーが主力商品。
ウォレット、ベルト、時計、小物入れ、ブックカバー……革小物の類は大体揃っています。
ウォレットやベルトはイージーカスタムも出来ます。素材の革やパーツが豊富なので、好みの一品が作れます。
ベーシックな二つ折り財布なら、30000円くらいで作れます。出来合いでは満足出来なくなってきた人向き。
・RED MOON
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エイジングに命を注ぐ革マイスター。店舗にいくらかサンプルを用意し、経年変化の具合を見せてくれる店員さんがいました。拘り派のための店。
ラインとしては デニムパンツ、ジャンパー、バッグ、ウォレット、革小物。
バイカーさんに愛好者が多いようです。ALZUNIよりも男臭さのある店。
・GANZO
http://
鞄や紳士用品が主です。
ALZUNIやRED MOONとはまた毛色が違った綺麗目スタイルです。落ち着いた雰囲気のものが多いのでビジネスや綺麗目スタイルに合います。
奇抜なデザインや趣向を凝らすというよりは上質な革でオーソドックスな物をしっかりと作っている印象。永く使えそうです。
・Aniary
http://
防水性のある革製品が多いので実用レベルで、革製品でないアイテムとの差を感じさせないブランドです。
カラーバリエーションも基本のブラックやブラウン以外にネイビー、グリーン、レッド等豊富です。
革製品というと、気を遣うものですが、実用性が高い割にはさほどデリケートというわけではないので、気負いをせずに使うことが出来ます。
・AND A
http://
基本はトータルコーディネイトなファッションブランドですが、ここはレザー製品もそれなりに使っていて、アウターやウォレット、靴等は時々革製品が出ます。
サラッと洒落ている雰囲気の品も多く、個人的にお気に入りです。
・DOCHE
ドルチェではなく、ドーチェ。大阪発のブランドで装飾より実用性を重視している。
革素材の鞄も作成しているのですが、使用する革がバングラディッシュ産のレザーで日本製の鞄よりも安価。1〜2万あれば買えるので、革製品に興味あるけど高い鞄だと気を遣って大変と考える人にピッタリです。
管理人のお勧めはレザーリュックです。
・革バッグ 創
http://
スーパープレミアムリュックを管理人も買いました。
ここのバッグの特徴はベーシックでコジャレた雰囲気なところです。
ヌメ革が多く、耐水性を気にする人はいるかもしれませんが、それを補う魅力があると思います。持ち主の時間をいい意味でゆっくりにしてくれるようなバッグです。
■検索用(随時追加)■
革、かわ、カワ、皮革、合成、合成皮革、本革、レザー、オールレザー、部分使い、牛、カウ、ソフト、ハラコ、羊、ラム、シープ、山羊、ゴート、豚、ピッグ、エキゾチックレザー、駝鳥、オーストリッチ、スティングレイ、エイ、蛇、パイソン、鮫、シャーク、鰐、クロコダイル、象、エレファント、馬、コードバン、シルバー、銀、ジュエリー、宝石、ターコイズ、トパーズ、カービング、スタンピング、エイジング、コンチョ