管理人の祖父の遺作を壁掛け代わりにしているサイトです。
1890年生まれ1962年没、元自由美術家協会審査員、観世流能謡師範、裏千家茶道家、(英文)美術評論家。一般には決して有名だとは言えない画家。
実際の遺作展は1985年に大阪府立現代情報センターで催して以来行なっておりませんがこの機会に少し公表します。
画家としては、十代より日本画を青木大乗に師事し、その後前衛抽象画家運動に関わり、洋画に転向、後に自身の能舞台の情景を抽象と具象を織り交ぜて描く。
画家としての最盛期は、貧窮により油絵の具が買えないため、もっぱら水彩とクレヨンで、紙も節約し裏表に制作をする。
実際に絵を鑑賞する機会を得た方々は、「素朴な感動」と評されることが多い。あと「絵の心を知っている画家」といった評価もあった。
自身存命中は進んで個展はせず、友人達とコレクターが率先して太三郎の展覧会グループ展を開いていた。いたって寡黙、画家達の集まりでも、肝要なことだけをはっきりもの申したとのこと。何故か美術評論活動は日本の英字新聞の投稿をはじめとして、英文のみで行なっていた。
作風は、具象(人物、風景)抽象、能舞台画と主として三つに分かれます。
地味ながらも太三郎は、静と動両方に共通する律動(リズム)を追求した画風を持っていたのではないかと管理人は考えています。
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