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魔貫光殺砲の効果音はズォビッ!

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詳細 2014年7月21日 00:03更新

アニメでの声優は青野武。原作其之百三十五「クリリンの死 そして恐ろしき陰謀」、アニメ『ドラゴンボール』第102話「クリリンの死・恐ろしき陰謀」でそれぞれ初登場。


[編集] 概要
ナメック星人の魔族。かつて地球に降り立ったナメック星の龍族の1人が、神になるために体から排除した「僅かな悪」が成長した姿。口から吐き出す卵で新たな魔族を作り出す。

分離後、成長した悪は本体が神になると同時に全く正反対の魔族となった。この悪はピッコロ大魔王と名乗り、世界征服を企むようになる。どんな武道家も敵わないほどの絶対的な力を世界に見せつけ人間達を恐怖の底に陥れるが、魔封波を開発した武道家「武泰斗」が、自らの命と引き換えに電子ジャーに封印した。

その後、電子ジャーは武泰斗の弟子亀仙人によって海底の奥深くに沈められ、その存在は過去のものとなっていた。しかし約300年後のエイジ753年、その存在を聞きつけたピラフ一味が封印を解き、この世に甦えることとなった。

自分の生み出した部下とはテレパシーで会話が可能であり、タンバリンにシンバルの死を伝え、シンバルが倒された原因を探るようにテレパシーで命じたこともある。

復活した彼は自分を再び封印する者の登場を恐れ、手下のタンバリンを使ってクリリンをはじめとする多くの武道家を殺害。同時に、老いた自分を若返らせて絶対的なパワーを取り戻すべくドラゴンボール集めを開始する。その強さは老いた状態ですら、孫悟空を瀕死の状態にまで追いやるほどのものであった。

標的を殺した後は、丸の中に『魔』と書かれた紙を残す。

ドラゴンボールによって若返りを果たし、これを利用しようとする者が再度集めて神龍を呼び出し、自分を消滅させるという願いを叶えさせることがないように神龍を殺害。その後、国王のいるキングキャッスルを陥落させ世界の国王を名乗り、年一回のくじ引きで43地区を一つずつ破壊することを決定し、TVの前で新国王就任を宣言する。その最初のターゲットとなった29地区はブルマの両親が住む西の都だった。その姿はまさにドラゴンボールの世界での恐怖の大王と呼ぶにふさわしいものであり、全世界を再び恐怖の闇に陥れるが、超神水で潜在能力を限界まで引き出した悟空と再び戦うことになる。激闘まみえた末最期は悟空に敗れ、自分の全てを記憶させた卵を生み落とした後爆死した。


[編集] ピッコロ大魔王の必殺技
爆裂魔光砲(ばくれつまこうほう)
ピッコロ大魔王最高の技。息子のピッコロも使用が可能。全身に気を溜め、孫悟飯の魔閃光のような構えから強力なエネルギー波を放つ。これにより、キングキャッスルを中心に中の都を消し飛ばした。ただし、ピッコロ大魔王が使用するものは、気を集積している間は無防備になる弱点がある。
爆力魔波(ばくりきまは)
モーションは上記の爆裂魔光砲と同じだが、こちらは対象を爆発に巻き込むと共に、地面に大穴を開けて地中深くに吹き飛ばす。爆裂魔光砲の弱体化ver.のようにも取れるが、同一の技として見られる事も多い。また、近年のゲームに登場するのは専らこちらである。
この他、片手の気弾で中の都の一角を爆破したり、目や口から怪光線を放っている。舞空術で宙を飛ぶ事も可能。


[編集] 補足
それまで本作品に登場した敵キャラの殆ど(初登場時のヤムチャ、ピラフ一味、ウパの父親を殺した桃白白も含めて)どこかユーモラスな小悪党だったのに対し、このピッコロ大魔王は、名前以外はそれまでと比較にならない圧倒的な悪の威厳と強さを持った正統派の悪役として描かれていた。邪悪さを全身から醸し出す本格的な悪役は『ドラゴンボール』史上初ともいえ、その登場は作風そのものをガラリと変えてしまうことになる。

ピッコロ大魔王編では、それまでのギャグ路線がほとんど封印され、重くシリアスな物語が展開されることなる。そしてこれ以降、作品そのものの作風もシリアスで殺伐としたもので固定されることとなった(特に、アニメの「Z」以降に相当する部分はこの傾向が顕著である)。なおこの頃、原作者の鳥山明はインタビューにおいて「ドラゴンクエストのキャラクターデザインの仕事をしたことが、ドラゴンボールのストーリーそのものにも影響を与えた」という趣旨の発言をしている。

このピッコロ大魔王編では前述したクリリンをはじめ、魔封波を仕掛けて力尽きた亀仙人、大魔王の願いを阻止すべく飛び出して殺された餃子(チャオズ)など、初めてレギュラーキャラの死が描かれている。特に悟空の親友であり、初めに殺されたクリリンの死は、読者に強いショックを与えた。この死に対し、温厚な悟空が初めて心の底から怒りを見せたことはしばしばファンの間で話題となる。

また、彼の理想は恐怖による世界征服ではなく、あらゆる法律、権力が存在せずあらゆる悪事に対して抑制力が働かない、ある種アナーキズムのような世界である。これには、悟空側であるランチ(悪人時)も多少共感する描写があった。

戦士タイプではない龍族に値するためか、フルパワーによる戦闘は寿命を縮ませるリスクがあった。

卵を産む時の呪文は「ポコペンポコペンダーレガツツイタ、ポコペンポコペンダーレガツツイタ・・・」。このシーンを演じた青野は力を入れすぎて体調を崩したと言う。また共演した鶴ひろみは「もう産まないでー」と思ったと言う。

後年ピッコロを演じた青野は「この緑色のキャラクターを見て創作意欲が湧いた」と語っている。


[編集] ピッコロ(マジュニア)
アニメでの声優は古川登志夫(幼少期は鶴ひろみ)。原作其之百六十一「孫悟空 勝つ!!」、アニメ『ドラゴンボール』第124話「雲の上の御神殿」でそれぞれ初登場。サイヤ人編以降の主要戦闘キャラクターの1人である。


[編集] 概要
前述した大魔王の息子。大魔王が悟空との戦いに敗れた際、死の間際に吐き出した卵から孵った。大魔王の生前の記憶と能力を殆ど受け継いでいる。当初は正体を隠すためマジュニア(魔Jr.)とも名乗った(第25回天下一武道会でもパニックを避けるため、このもう一つの名を使用していた。ピッコロをマジュニアと呼ぶのは、天下一武道会の司会とバビディくらいである)。

言わば「ピッコロ大魔王」の生まれ変わり的存在でもあるが、後にナメック星人である事が明かされた際、父とその本体である神は龍族だがマジュニアは戦闘タイプとして生まれた事も判明した。その事に加え幼少期より修行を積んできたため、マジュニアの実力は父の初代ピッコロ大魔王と神を遥かに上回る事になった。また体を射抜かれて敗北した父と違い高い再生能力があり、頭さえ無事ならトカゲの尻尾のように身体を再生できる。父は悟空に腹部を貫かれたが、なぜ再生できなかったのかは不明。魔人ブウ編ではダーブラによって石化された時にうっかりトランクスが石化したピッコロを倒し粉々に壊したことがあるが、石化が解けた際には何事も無かったかのように復活した。父が最も恐れていた技「魔封波」も返すことが出来る。

他のナメック星人同様食事はとる必要がなく、水を摂るだけで生活できる(アニメでは瓢箪の様な物に入れて携帯し、劇場版では滝の水を飲むシーンが存在)。また聴覚が発達しており、遠くの会話を拾う事が出来る。この他にも、寒冷地帯においても普通に行動できる(ちなみに地球人のクリリンが寒がっているシーンを見て、「不便だな地球人は」と言ったが、サイヤ人の悟空も寒がっていたりしたシーンも多々出たため、「不便だな人間は」が良いという声がでた)。またテレパシーが出来たり、心を読んだり、他人のテレパシーの会話も聞き取れる。

神やネイルと融合してからは、昔のように魔族と名乗らなくなり、アニメでは神から神の座を推薦されたり、バビディの悪の心を利用し、操る能力の説明の際には、クリリンに「ピッコロは魔族出身だからヤバいんじゃないの?」といわれ、「それは昔の事だ!!」と突っ込んだため、その意志は遠のきこんでいる。

当初は世界征服の野望を親から引き継いでおり悟空たちと敵対していたが、ラディッツ襲来の際初めて手を組む。その戦いで悟空が最初の死を経験した(止めを刺したのはピッコロだが)後、その息子・孫悟飯の闘いの師となり、初めは悟飯を魔族にすることも考えていたが、その中で徐々に世界征服の考えも薄れていった。悟飯からは「ピッコロさん」と呼ばれ、深い絆で結ばれている。セルと悟飯の戦いでは誰よりも悟飯のことを心配し、なかなか戦おうとしない悟飯の心情を実の父親である悟空よりも理解していた(実際心を読んだから)。敵わないと分かっていても悟飯を助けるためセルに挑もうとするなど、悟空以上の父性愛を示した。悟飯が青年になってからも、天下一武道会では悟飯の変装が取れても大丈夫なように観客や中継のカメラを壊すなど気遣いを見せており、悟飯の方も大勢の観客の前で超サイヤ人になるように頼まれた時は拒否したが、ピッコロの呼びかけに応じて変身を決意するなど信頼関係は変わっていない。また、悟飯とはテレパシーで会話ができる。自身のピンチを悟飯に伝え、危機を脱する場面があった。

人造人間編にて神と融合し、超サイヤ人すら凌駕する実力を得た。融合後は神殿でミスター・ポポやデンデと暮らす。

セル戦までは、他の戦士が戦いについていけず離脱する中、ただ1人サイヤ人の極端なレベルアップについていきながら戦っていた。しかし神殿で暮らすようになって以降は、特に厳しい修行をしていた描写はなく(マントとターバンも以前のような超重量装備でなくなっている)、魔人ブウとの戦いで遂に戦線を離脱(アニメでは、ベジータから「強くならなかった為に敵にやられた」という意味の批判を受けている)、解説や指導役としての登場となった。その証拠の形として、戦闘は多少見られるが、ターバンとマントをとった戦闘スタイルは、セルゲームを最後に見られなくなった。かつて互角に近いレベルだった悟空とベジータにも大きな差をつけられてしまい、サイヤ人の戦闘力のインフレからも置いていかれてしまった。

その体格や性格から忘れられがちだが、実は悟空の仲間達の中では年少者であり、弟子の悟飯とは4歳しか年齢が離れていない(ただし、魔族の子として生まれ、僅か2、3年で成人になった事を考察すれば、精神年齢は純粋にナメック星人としての成長を遂げ、後に同化したネイルと同じくらいとみるべきだろう)。この短期間での成長と、劇場版の新ナメック星ではフリーザ編では見られなかった数の戦闘型ナメック星人が短期間に増えている点、それ以上の期間で身体的成長があまり見られず、地球人とほぼ同じ速度で成長したデンデの事により、ナメック星人は龍族と戦闘型で成長速度が違うのでは?という見解もある。ただしピッコロ自身の外見や能力はナメック星人でも、それ以前にあくまでも「魔族」(ただし魔族の概念自体が魔凶星の加護を受けている者という見解もあり曖昧)として生まれたので、純粋なナメック星人とは成長速度が異なるのでは?とも思われる(つまり、外見が瓜二つでもネイルはピッコロと違い幼少期も人間並みにあるとも考えることもできる。)ただしピッコロ大魔王編のラストで幼い姿での登場があり(数年で急激な成長をとげている)、またピッコロ大魔王の産んだ他の魔族達と異なり神様と生死がリンクしている点から純粋なナメック星人に「近い」とは捉えることができる。

悟飯・悟天・(現代)トランクス・デンデと、子供キャラの面倒を見る場面が多いためかファンからは「面倒見がいい兄貴分」として人気がある。


[編集] 年表
エイジ753年 - 誕生。幼少時代は1コマしか無かった。アニメのドラゴンボールでは幼少時代のストーリーが1話作られた。
エイジ756年 - 悟空を倒すため、第23回天下一武道会に出場。決勝において、ぎりぎりまで悟空を追い詰めるも敗れ、準優勝。
エイジ761年10月12日 - ラディッツが地球に襲来。世界征服に邪魔なラディッツを倒すべく、初めて悟空と手を組む。その戦いでラディッツと共に悟空が死亡。
エイジ761年 - 息子の悟飯の潜在能力を見抜き、1年後にやって来るという新たなサイヤ人との戦いに備え、修行をつける。この過程で徐々にピッコロに変化が生まれる。
エイジ762年11月3日 - ベジータとナッパが地球に襲来。その戦いにおいて、悟飯を庇い死亡。
エイジ762年12月24日 - ナメック星のドラゴンボールにより生き返り、ナメック星へ飛ぶ。途中、フリーザを食い止めるために負けると知りつつ戦い、瀕死の状態だった戦士タイプのナメック星人のネイルと融合する。これに伴う大幅なパワーアップにより、第2形態のフリーザとの戦いでは一時圧倒するが、フリーザが第3形態になった際は全く敵わず。結局最終形態のフリーザには、エネルギー波により身体を貫かれ瀕死に追い込まれる。
エイジ767年5月12日 - 人造人間とセルが出現。神と融合(この際、悟空により神コロ様と呼ばれる)。これにより初期のセルを圧倒し17号とは互角の強さを見せるが、その後大幅にパワーアップして再出現したセルには全く歯が立たず。しかし、その後精神と時の部屋で修行し、アニメではセルゲームでセルジュニアを数体蹴散らすなど、なかなかの活躍を見せていた(原作では戦闘シーンが1コマでダメージを受けた様子しか描かれなかった)。
エイジ767年5月26日 - 悟飯がセルを倒し、以後は神殿で神デンデ、ポポと共に暮らす。
エイジ774年 - 第25回天下一武道会に出場するが、相手が界王神であったため棄権。その後復活した魔人ブウを倒すため、孫悟天とトランクスにフュージョンを指導。その後、地球の消滅と共に死亡するが、ナメック星のドラゴンボールにより生き返る。

[編集] ピッコロの必殺技
爆力魔波(ばくりきまは)
先代のピッコロ大魔王がよく使用していた技。全身に気を溜め強力なエネルギー波を放つ。
超爆裂魔波(ちょうばくれつまは)
全身の気を最大に高め、自身を中心とした大爆発を放出する技。天下一武道会において、会場や周辺の街を完全に吹き飛ばした。名前はアニメより。
追跡エネルギー弾(ついせきえねるぎーだん)
名前はゲームより。天下一武道会当時のピッコロの切り札。どこまでも敵を自動追跡していくのが特徴だが、悟空にその特性を利用されて逆に自分が喰らう事になった。威力はそこまで高くないらしく、悟空に「今更どうしてそんな技を?」と言われている(ただし、これを自分で喰らったピッコロは片腕を再生しなければならないほどのダメージを受けている)。
後にフリーザが同じ特性を持つ気円斬を使用しており、やはり自分が喰らっている。
ピッコロがこの技を使用する前にクリリンも似たような技を使っているが、クリリンが使ったのは「自動追跡するエネルギー波」である。細かい特性の違いは不明。
「ドラゴンボールZ 超武闘伝2」では原作同様使った本人にも判定があり、やり方次第で使った本人に当てる事が出来る。
魔貫光殺砲(まかんこうさっぽう)
ピッコロが打倒孫悟空のために開発した技。原作ではラディッツ戦で使用。額に二本の指先を置いて気を溜め、螺旋状気をまとった光線を放つ技。貫通力が非常に高く、破壊力そのものはピッコロの技の中では最大級。気を溜めるのに時間がかかるのが欠点(アニメでは後にMAXパワーでなければ瞬時に放てるようになった)。実は実際に悟空を殺した技でもある。また、ナッパとの戦いでは両手を突き出した状態で同じような技を放っている(避けられたため威力については不明)。原作においてわずか数回しか使用されていないが、その印象深さからかピッコロの代名詞的必殺技となっている。
魔王砲(まおうほう)
名前はゲームより。腕を伸ばして相手を掴み、引き寄せた後に自身の頭より上に持ち上げ、口からエネルギー波を放つ技。第23回天下一武道会で悟空の右胸付近を貫いたのもこのエネルギー波。「サイヤ人編」では、栽培マンをこの攻撃方法で消滅させている。
魔空包囲弾(まくうほういだん)
名前はゲームより。大量のエネルギー弾で相手を包囲して逃げ場を無くし、全てを同時にぶつける技。17号にはバリアーで防がれてしまった。
激烈光弾(げきれつこうだん)
両手で溜めて放つエネルギー弾。しかしパワーアップしたセルには通用しなかった。名前はゲームからだがZ148話「天を裂く激烈光弾!!ピッコロVS人造人間17号」というサブタイトルが元ではないかという説もある(ただしこの回で実際使ったのは上記の魔空包囲弾である)。
超巨身術(ちょうきょしんじゅつ)
体を巨大化させる技。第23回天下一武道会で使用。
分裂(ぶんれつ)
文字通り体を分裂させる技。アニメでは、この技により自分同士で組み手を行い、修行する姿がよく見られた。天津飯の四身の拳とよく似ているが、ピッコロは天下一武道会で四身の拳を初めて見た際に驚いた表情を見せているので習得したのはそれ以後の可能性がある。
魔閃光(ませんこう)
ピッコロの技、弟子の孫悟飯にこの技を教えた。ピッコロ本人はこの技はあまり使わない。
この他、父同様に触覚や目から怪光線を放つ事ができる。


[編集] キャラクター・位置づけの変化
悟飯を庇い自らナッパのエネルギー弾に打たれる仁王立ちのシーンは、ゲームや関連書籍では必ずといっていいほど「大魔王が神を超えたシーン」や「ピッコロが魔王から戦士へと変わったシーン」と言った形で紹介される等、作品の名場面に挙げるファンも多い。その時の最期のセリフを好きというファンも多い。

長年、本作品きってのクールなキャラクターだったが、魔人ブウ編以降ギャグめいた言動が目立ち始め、フュージョンのポーズの指導やゴテンクスとの絡みのなかでの「はぁい♪」というオカマめいたセリフ、仲間と溶け込んでいったため、チチとブルマの説教に悟空と同等にうろたえる、「バカバカバカ」という知性とは程遠い発言といった具合に、キャラが崩壊していった。アニメではそれ以前に悟空たちと修行している時にチチにせかされ、エアカー教習所に行かされるものの、勝手が分からず2人揃ってムチャクチャな運転を繰り返すシーンもある(Z125話)。この話ではピッコロが私服姿で登場している。ちなみにこのエアカー教習所のエピソードは、後年ピッコロ役の古川登志夫が印象的と語っている。他にも、水だけで生きていけるのに、何故かチチに「飯抜きだぞ」と言われたときは、なんともいえない表情をしていた。

そうした変化に対する解釈として、「自身が長い間、地球上での神と悪の大王という存在であったことに対する戸惑いがあり、その後、自身が地球に移住したナメック星人であるという事実を知ったことで、そうしたコンプレックスから解放されたためではないか」と考えるファンもいる。これには、ナメック星に到着した際に感慨深そうな発言をしたり、神様と融合した際に「もう神でもピッコロ大魔王でもない。一人のナメック星人だ」と言ったシーンも関係しているとも言われる。

またナメック星人特有の緑色の肌の為、「顔色が悪い」と度々言われるシーンがある。アニメにおいては悟空の元気玉の協力を得るため遊園地に繰り出したものの、ブウの仲間と勘違いされ入場者全員に逃げられている。この後、地球人全員に手を上げさせたサタンに「お前には負けたぞ、ミスター・サタン」とサタンを認める発言をした。


[編集] 補足
ピッコロは作中で2回融合を経験し大幅なパワーアップをしている。どちらも人格等のベースはピッコロであるが、融合した後はそれまでのピッコロが言うとは思えない発言をしており(例「最長老様も安らかに眠れる」、「宮殿が・・」他多数)、ファンの間では「人格はピッコロなのに何故、そういった発言をするのか?」と疑問に思う読者もいるが、融合によりベースとなる側の人格に対し、融合した相手の経験や思い出が影響を与えたとも考えられる。(神様は融合する際、神様がセルを見た記憶や神としての幅広い知識が受け継がれる事を説明している)。アニメ版においてはフリーザに対し「オレ達」と言ったり、ネイルが会話するシーンがあり、「人格は共有している」と言う見方も出来る。

当初は、悟空に対する呼び方があまり一定しておらず、「孫悟空」「孫」「悟空」等場面によってコロコロと変わっていたが、フリーザ編以降は「悟空」が多くなった。神様と融合して以降は、呼び方が「悟空」と定まっている(アニメでは「孫」と呼ぶシーンが何度かある)。

彼を含むナメック星人の身体は、蛇腹模様を基調とする独特のデザインだが、これはH.R.ギーガーのデザインした『エイリアン』をモチーフにしたものである。後に登場するフリーザ軍の戦闘ジャケットなども同様。顔や頭の形は前作のニコちゃん大魔王や、編集の鳥嶋も入っている。

原作では指の数が4本だが、アニメでは5本となっており、「放送コードによるものではないか」と言われている。原作ではピッコロ大魔王の際、一度指が5本になるネタが見られている(作者のコメントが書かれている)。また腕の蛇腹模様の色も違う。

地球在住の戦士の中では超サイヤ人の面々に次ぐ達人として仲間や読者から認知されている彼であるが、実は原作における白星は多くなく、単独で完全に撃破した相手はクリリン、シェン、栽培マンのみである。アニメオリジナルの物語や劇場版では幾度となく活躍し、また原作でも人造人間20号(ドクター・ゲロ)、セル第一段階を圧倒したり、バビディを瀕死の状態に追い詰めたりしているが、完全に敵を倒したシーンは実際少ない。


[編集] テーマソング
アニメ版において、幾つかテーマソング・イメージソングが作られている。

口笛の気持ち・ピッコロ編
アニメ版では、口笛の音が苦手という設定のピッコロ(古川登志夫)がその音に苦しむという、ある意味前述したキャラ崩壊の極みとも言える曲である。
ピッコロさんだ〜いすき♥
悟飯(野沢雅子)が尊敬するピッコロへの想いを歌った曲。
ALL ALONE
ライバル・悟空との宿命を歌った正統なピッコロのテーマソング。歌は影山ヒロノブ。

[編集] 関連人物からの人気
担当声優の古川は、『うる星やつら』の諸星あたるをはじめ、他では軽い性格のキャラクターの声をあてることが多い(ドラゴンボールのもう1つの持ち役「ブルー将軍」もオカマの軍人という位置付けである)。ピッコロのようなクールキャラ(後半崩壊したとはいえ)はそれほど多くはないため、その演技について「低めの声を出し続けなければならなかったので、かなり難しかった」と後に振り返っている。また初期の悟飯との修行シーンで、悟飯がタンコブを作ったりする場面では普通に演技したにも拘らず、八奈見乗児に誤解され「いい加減にしろよ!相手は子供なんだぞ!」と怒鳴られ、古川は「僕は声を演じているだけですが…」と困惑したという逸話もある。(八奈見は子供の頃の悟飯をすごく気に入っていた)

ただしピッコロというキャラクターを大変気に入っており、自宅にはピッコロ(青野が声を担当した初代「ピッコロ大魔王」のものも含む)の大量のフィギアが飾られ、自作のターバンやマントを付けているのもあるとのこと。

また原作者鳥山明は、「ドラゴンボールで最も好きなキャラクター」であることを公言している。

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2007年8月9日

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